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パストラール

BeethovenのF-Durのシンフォニーはすべての音楽の中で最も好きな作品。それもダントツのコンコンチキ。スコアーを暗譜したこともある。

40年近く、あまたの指揮者やオケで聴いてきた。
そのなかで、一番はブルーノ・ワルターのフィラデルフィア管。初めて聞いたのは中学校の音楽鑑賞。そのLP、まだ持っている。

先日、BS-Hiのカラヤン/ベルリンフィルの田園を録画して何回か鑑賞した。

紛れもなく素晴らしい芸術だ。  (但し、35mmで撮ったという映像のセンス(画質ではなくて)は最低)

その音楽。顕微鏡でどこをどんなに拡大しても、どこにも破綻の箇所を見ることが出来ない見事な織物のようだ。しかも素材は地上で最高級のシルク。

そして指揮をしているあの優麗な姿。もう未来永劫出現しないだろう。いや、して欲しくないと思った。

しかし、しかし、しかし、なぜか僕はワルターのほうが何百倍も感じる。

理由はわからない。

テンポが速すぎる? まとまりすぎてる? カッコよすぎる?
決してそんなことではない。

Q : じゃあ、何で?

A : そうですね。音楽のしじまというか・・・表現への真摯さみたいな・・・よくわまりません・・・

コメント

No title

丸一日のカラヤン特番でしたね、部分的に見ました。
帝王となる過程やその影響力、日本との関わりも良く分かりました。
映像は評価できないが新しいメディアに積極的だったのは素晴らしいです。
生誕100年記念で、新宿タワーレコードのクラッシック売場はカラヤン通りが出来ていました。

No title

カラヤンは私たちの年代には、いろんな意味でヒーローですね。

カラヤン通りですか。
ちょっとしたブームですね。

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