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カシューは好きな塗料

原料があのカシューナッツ(豆)というのもあるが、膜が物理的化学的に素晴らしく丈夫だというのがいい。
仕上がりの質感は、ラッカーやウレタン系のプラ塗料とは違ってぐっと深みがある。ニスとも違う。
高光沢ではあるが冷たくはない。漆に似たところもある。
そして、塗り方によってさまざまな表情を楽しめるのも優れたところである。

ギターなど楽器にカシューを用いた例はあまたあるので別に珍しくないが、今回のアルハープはカシューで仕上げている(写真)。
ホンジュラスマホガニーだが少々導管が目立つので「下地2号」で目止めをした。
この目止め材は、ポアフィラーでありサンディングシーラーでもある。そして色ムラも抑制してくれるという大変な優れもの。

今回採用したカシューは「淡透」。マホガニーらしさを際立たせようというのがその理由。
写真は2回目を塗ったところ。1回目は拭き塗り、2回目は刷毛塗り。
なお表側の響板だけはやはりシェラックニスを塗っている。

アルハープの塗装

コメント

No title

カシュー塗りについて。
私もカシュー塗料にはとても興味があるのですが、今まで楽器の塗装に使ったことはありませんでした。
この塗料は楽器に塗るときにはどういう風に塗るのでしょう?
目止めは?下地は?
刷毛?布?タンポ?
薄めるならどれくらい?
塗装と塗装の間隔はどの程度?
出来た塗膜の感じはいかが?
などなど、詳しく教えていただければと思います。
端材か何かでちょっと試して良さそうなら一度使ってみたいなと思っていますのでよろしくお願いします。

No title

蝠樂亭さん、

楽器に塗るときは「薄く・丁寧に」が基本でしょうか。

>目止めは?下地は?
この記事にあるように、「下地2号」です。
導管が大きい時は2回以上必要です。これもカシューシンナーで薄めます。布拭きがいいでしょう。半日で乾くので次の作業ができます。

>刷毛?布?タンポ?
自分が望む塗布量によって布か刷毛を選択します。楽器なら布のほうが無難かも。ニスのような所謂タンポ摺りはできません。


>薄めるならどれくらい?
原液で塗るとエラいことになります。
濃度はケースバイケース、工程によっても違います。「適宜」としかいいようがありません。自分でコツをつかんでください。

>塗装と塗装の間隔はどの程度?
重ね塗りのときも、水研ぎのときも24時間以上あけます。乾燥時間が長いのがカシューの短所です。したがって長時間にわたってホコリが付着する状況にさらされます。
最後にバフがけをするのなら1週間はあけたほうがいいでしょう。

>出来た塗膜の感じはいかが?
透明感と深みのある光沢が好きです。なので使っています。

最後に最大のポイントをひとつ。
それは濾過することです。理由は実際に作業すればわかります。

No title

ありがとうございました。
何となくではありますが、カシュー塗りの方法が分かりました。
一番問題になるのは薄め濃度と、ゴミでしょうか。
乾燥時間が長いというのはどっちみち週1回か2回しか作業できないのでまったくかまわないです(^^;)ただ埃の付着には気を付けなければいけませんね。

No title

教えていただいた情報を参考に今作っているマウンテンダルシマーの塗装をカシューで始めました。

濃度は約3倍で、布で拭き塗りしにました。
まだ1回目なのでできあがりは見えませんが、とりあえずは順調にいっています(^-^)

No title

蝠樂亭さん、

ほう、さっそく試されているんですね。材は何でしょう。その様子、どこかで拝見できますか?
こちらも仕上げ塗り段階にきてます。
なにしろ手待ち時間が長くて・・・

No title

材はウォルナットで、下地目止めにはsチューマックのフィラーを使いました。
http://fukurakutei.cocolog-nifty.com/blog/
に書いていますので、見ていただければありがたいです。

No title

蝠樂亭さん、

blog拝見しました。
楽器作りのきっかけが私と全く同じですね。

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