FC2ブログ

記事一覧

深みのある音

テレビで日本の琴(箏)作りを紹介していた。
立派な桐の丸太の樹皮側がほとんどそのまま楽器の表側の曲面となる。裏側は反り鉋でひたすら刳ることによってギターのように箱になる。
胴の厚みが一定ではなく音程によって差をつけるのもギターと似ている。

興味深かったのは、裏面(内面)に独特の細かい凹凸パターン(昔の洗濯板みたいな)を鑿で刻み込むこと。これによって音が乱反射して深みが出るのだそうだ。

コンサートホールを思い出す。というかパルシブな撥弦楽器らしい技術かも知れない。
そういえば欅の和太鼓の内側も確か洗濯板になってたっけ。

それを見てピンときた。先日試奏したあの味わい深いギターの表板・裏板のからくりと同じではないかと。

これはぜひ実験モデルで確認しなくては。
まずウラを取ってから?
いや、我国の古来の技術を素直に信じて GO! だ。

コメント

No title

楽しみなヒントでしたね!

出来上がり楽しみですね!

ドンドン行きましょう!

No title

興味深いお話ですね。

僕は日本酒造りは世界に冠たる伝統芸術だと思います。
よく呑んだ、純米の山廃無濾過の菊姫を思い出します。今は杜氏さんが代わられたので、懇意の酒屋さんも仕入れていませんが、重い感じがするかと思うと軽やかな吟醸。と思うと強烈な酸味にビックリし、飲み込むと喉の辺りでサーッと宇宙へ広がって消えていき、あれれと困惑していると腹の回り辺りから、暖かみが感じられて、ほーツとそれに意識を向けると無音の状態、つまりは呑む前の状態になる。2月の極寒時に部屋の暖房をきって、盃一杯だけ呑むのが楽しみでした。

あくまで個人的意見ですが、このような複雑な様相こそ、音の基本だと思います。

No title

楽・酒・楕円さん、

寄り道か道草か。でもおもしろそうです。

No title

HSPTさん、

素晴らしい味わい方だと思います。またそれに応える杜氏の芸も素晴らしい。

音作りの道は長くて終点がないと云われますが、途中の景色を積極的に楽しみながら歩いていきたいと思っています。

No title

和楽器は興味深い構造をしていますね。
洋とは異なる考え方もあるし。
兵庫県立芸術文化センターの小ホールで作品発表会があったのですが,ホールに入って吃驚でした。
まるで和楽器の内部にいるような感じで。

日本人は日本の気候・自然の中で響く音を追求したのだと思っています。

若い頃,河野賢さんのお話を伺いましたが,日本の環境の中で鳴るギターを追求したと仰ってました。
今は環境が大分変わりましたが,その時々の環境(家やホールの特性)に応じた楽器の追求も一つの方向なのではと思ってしまいます。

No title

Totanさん、

まさにそうですね。
多くの和楽器は空調設備などなかった頃の日本の四季に対応しているんですね。
灯台元暗し。


コメントの投稿

非公開コメント

アルバム

検索フォーム

月別アーカイブ

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: