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ギター振動解析 1.sustainability

これまでは表面板にピエゾ素子を貼り付けて音を拾っていたが、今回は空中マイク(オリンパスLS-10)を使用した。人間の鼓膜の代用という考えだ。
サンプルは、いま製作中のギターで、表面板材は欧州スプルース、扇状力木は7本。
力木の断面は三角形、高さは3.0から5.5mm、表面板厚みは2.2から2.5mm。
表面板には力木7本のほかにサウンドホール周囲の補強板もすでに貼ってある。

<測定ポイント>
①力木断面を三角形に整形後
②力木のサウンドホール寄りだけ35mmスキャロップした後
③力木のボトム側も適宜スキャロップ後
④板の音程を調整するため力木の高さとスキャロップ開始位置を調整後

板への振動付与方法 : 板を吊り下げて一定距離から振り子によって板のブリッジ位置をたたく。

<結果>
①~④での測定結果が、それぞれ下のサムネイル画像の左~右

<結論>
力木の上端側、下端側とも適宜スキャロップすることにより、板振動の大きさと持続性が増大する。
  今回のデータによれば上端側は0~70msの間の振幅増、下端側はむしろそれ以降の振幅増に寄与するようである。

板の振動持続性と、楽器になったときの音持続性の関係については、概ね比例関係との報告もあるが筆者は未確認である。

☆今回は音の持続性(sustainability)についてのみ言及した(周波数強度の解析は次回に)


↓ グラフの縦軸は音の強さ、横軸は時間 : クリックで拡大
7Bar_beforeSclp_Sus.jpg
 7Bar_after_upperSclp_Sus.jpg 7Bar_afterSclp_Sus.jpg 7Bar_Last_sus.jpg

コメント

No title

sugoi,
kennkyuu!
desune!

nihonngo hairimasenn
asikarazu!

No title

雅/GSD/GSD さん、

何もsugoiことありません、sukinaだけです。
パソコンをシャットダウンして再度立ち上げれば日本語入力できるかも。急がば回われっていいます。

No title

科学的に解析することは大事ですね。
技術屋出身なので,こういった内容は大好きです。

ギターのようなパルス系の楽器は,音の立ち上がりが良くて,かつ持続性の良いことが大事だと個人的には思っています。
特に他の楽器と合わせたときは感じます。

色んな研究されてるので,楽しみです。

No title

Totanさん、

理屈と感性が相反することもあって悩みます。

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