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ギター裏板の役目?

SETJ_BBRC.JPG ちょっと節操がないなと思いながらも、
 今回のギターはいろいろやっている。
 表板の力木増設、横板には洗濯板、そして今回は裏板の・・・・・

 そもそもギターの裏板の役目ってなんだろう?
 裏板がなければ箱にならない。かといってメッシュとか
 穴だらけではおそらく音が前にでないだろう。
 
 そう。音を前に出す。というのがひとつの役目かな。
ギターの場合、楽器の後ろにいるのは奏者だけ。
 
そのためには裏板自体は表面板が作った振動をしっかりと受け止めて「効率よく反射」させなければならない。
同じように振動していたのではエネルギーのロスと云えやしまいか。
 
そこで、写真のごとき縦方向のバーを付けてみたというわけ。
つまり、「剛性」アップ。
ある楽器店で見たバレンシアのギター工房「R」の方式を拝借した。
そのカタログにも「遠達性が増す」とある。

この縦バーはヒール側とボトム側で数cm裏板と接着しているがそれ以外は裏板から浮かせている。
3本の横バーとは「あい欠き」でクロスしている。

インドローズ特有のカーン・コーンというタップ音がこのバーを付けた後は、カン・コンになった。周波数のスペクトルはあまり変わらなかった。
ちなみに表板との共鳴周波数比較では、幸いずれていたので調整なし。(これが同じ時は、裏板がダッシュポットになってせっかくの振動を殺してしまう)

さあ、これでしっかりとサウンドホールめがけて音を反射させてくれるだろうか。

「コンサート用のギター」」とはこういうコンセプトなんだろう、きっと。

これが成功したとして、割りを食うのは奏者。音が聞こえにくくなる方向なんだが。

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トーレスは裏板と横板が紙でできたギターを作って 「ほら、これでもよう鳴るやろ」 とみんなをびっくりさせた。
ギターは表面板がすべて、と言いたかったのだろう。
ギターの周辺(後ろも含めて)ではかなり鳴っただろうけど、10m前で聞くと? あくまで小生の邪推。

コメント

No title

製作家様が、此処まで色々な研究されているのですから、僕ももっともっと練習しなければ!と思いました。

完成の暁には、音きかせてくださいね。

No title

楕円さん、

ほとんど自己満足です。理屈が好きなんです。

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