2009/08/09

塗装は楽し♪

鬱陶しい天気が続いているが、なんとか工房は湿度50%を維持してくれているので塗装を行なった。もちろんセラック塗装。

なんでも公開するのがこのblog、今回はパミス(石の粉)による目止め方法について自分の作業標準を紹介しよう。対象はローズの裏と横板とヘッドプレート、そしてハカランダのブリッジとマホガニーのネック。

1.木地仕上げは薄ピンクの空研ぎペーパー  #150 → #240 → #320 → #400
  #150は木目にそって 、 #240は木目を横切って(これで凹凸をキャンセルできる) #320と#400は木目にそって
  番手が変わるたびに水拭きする(かたく絞って) ・・・ これで毛羽立ちがなくなる

2.#400のあとはきれいな綿布で入念に磨く ・・・ つるつるで光沢もでてくる

3.無水エタノールでさっと塗装面を拭く (石油ナフサのほうがいいが発がん性があるので)

4.2ポンドカットのセラックを たっぷり こってり と刷毛塗りする
  刷毛は 縦 横 斜め に動かす  目止め用なのでボタンラックが適す

5.30分から1時間経過後パミスがけする  ・・・ 一日以上おくと膜が硬化して効率悪く重労働(経験済み)

6.パミスは必ずタンポに付けてから、その上からスポイトで無水エタノールを垂らす

7.タンポは45度で導管を横切るようにすれば目が埋まりやすい

8.エリアを固定してそこを完璧に埋めてから次のエリアへ

9.目止めした面をサンディングするのは次の日以降のほうがよい : あわてるとあとで目やせが目立つ

10.そのサンディングは空研ぎ#320でもよいが、siarexxのスポンジバック#220のほうがなおよい
   導管の中はさておき、木肌に全くパミス残らないようにする(濃淡も皆無に)のが仕上を美しくするポイント
   パミスを除去したら #400のsiarexxスポンジバックでツルっと仕上げる
   
11.きれいな綿布で、光るぐらいに磨けば  完了


写真  : すでに目止めが済んでタンポずりしているところ
SETJ_CtBk.jpg


表は針葉樹ゆえ目止めは不要 サンディングの番手を上げるとき水拭きすれば十分
SETJ_CtSb.jpg

コメント

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No title

完成まじかですね!

楽しみです。昨日Totan様と、
一緒でしたが、楽しみにされていましたよ。

No title

楽さん、
きのうはさぞかし盛り上がったのでしょうね。
みなさんに弾いてもらってご意見をうかがうのが楽しみです。不安もありますが。