2010/03/20

張弦即鳴のギター

今回も弦を張るときが来た。

もう何回も日記に書いたが、この瞬間こそ製作者による製作者のための佳き時間。

脱線するが日本語では ”弦 楽器 製作 者” と四つも複合して現わすしかないが、欧州ではLuthierという独立した語彙がちゃんとある。

でも ”しぐれ” とか ”さみだれ” に対応する欧州弁は見当たらないそうで、この辺の文化の違いは、たとえば”口髭”と”顎鬚”に対応する ・・・・・・ やめとこ

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ギターに生まれて初めて弦を張ると、弦が伸びるのと楽器全体が張力にさらされて馴染んでいくのが同時進行して、なかなか音程が安定しない。

母体から産み落とされた鹿や馬が立ち上がるまでの時間に似ている。

4本の足ですっくと立ち上がった時・・・・・・ギターも産声をあげる。鹿は数分だろうが、ギターはまあ一日はかかる。

その産声でちょっと驚いた。

想定以上の鳴り! 前回作の課題対応のため恐る恐るやったことが、運よく改善につながった、ということなら嬉しいが。


「 松(スプルース)のギターは最初は鳴りまへんけど、経年すれば、 」 というが、

松であろうがなんであろうが、鳴るギターはハナから充分鳴る!

ただし、この逆説が成立するかどうかは、これまでの経験ではまだわからない。 


↓ このあと最終の化粧塗装してお嫁入り ♪♪
やjcraftm_SE09tr.JPG









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コメント

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No title

オメデトウ御座います。

tmaru様ファンの小生も【良く鳴る!】嬉しいです。

初代様より、どのあたりがよくなられたのでしょう?

嫁ぎ先きまっているので、触れませんね。

代わりに良く、響かせてあげて下さい。

No title

楽さん、
ありがとうございます。
初代は楽さんにたいそうお世話になりましたね。
その楽器に比べて今度のは「余裕」が感じられます。