センチメンタルな初夏

今年はじめて真夏日を記録したきょうの工房、湿度が40%そこそこだったので暑さは全然感じなかった。

昨日の朝はまだ石油ストーブをつけていたのに。

外へ出て山の木々を見ると、見事な萌黄色で針葉樹と強烈なコントラストを見せていたのが、もう青年の緑色にかわっていてその境界がボヤけてきているし、図体の割にはミツバチよりも小さかったケヤキの若葉も一人前に広がっている。

ワラビもタケノコももうぼちぼちおしまいで、「うららかだ」という形容動詞も来年まで使えない。

55回めの春よ、さようなら。



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