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アクリル板は不安定

<備忘録>

今度の飾棚の引き戸に、ガラスのかわりにスモークブラウンのアクリル板を使う。

アクリルって、いたって安定した素材という先入観があったが、調べてみると全然違った。

住友化学のデータによれば、

 温度による変動 : 長さ1mにつき温度変化10℃で0.7mm程度の伸縮

 湿度での変動 : 湿度差50%とすると、長さ1mの板では2mm程度の伸縮

とある。

今回約70cmx40cmの板を、はめ込み式にして裏からビスで固定するのだが、かなりの大穴にしておく必要がある。

ということは、工房にあるアクリル製のテンプレート類、要チェックだ。

そういえば、フレット溝切り用の位置決め定規もアクリルだったっけ?




コメント

No title

中々、厄介な代物ですね!

小生、アクリル・・・耐候性・光沢抜群というイメージです。

No title

ルーターをアクリル板に固定してルーターテーブルの
落とし込み溝に入れ、取り外し式で使っていますが、
数日前までの熱波で膨張して入らずに難儀しました。
僅か20cm×30cmでもこんな状態です。
大穴か楕円穴が必要かも。

No title

楽さん、
そうですね。塩ビやポリカに比べれば透明度も高くて加工性もいいし。

No title

KARAFUTOさん、
精度を必要とするときは要注意ですね。木と違って2次元いや3次元でこれほど変動するので、アクリルに対する考え方がかわりました。

No title

テンプレートを作ったときの温度と、使用する時の温度の差が問題ですね。
何度あるでしょうか、普通の作業環境では10度以内でしょうか。
フレット用のテンプレートの使用長さは50cmくらいでしょうか。
このように仮定したら、普通に使っていて、指板全長で0.4mmくらいは動いているかの性があるということですね。

No title

??さん、
そういうことですね。これに湿度が加算されることになります。
フレットの溝位置は0.4mmでも気になるところです。

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