2010/08/24

しなやかなギター

前回の続きになるが、「グライダーのようなしなやかなギター」というのが頭から離れない。
音や響きははっきりとイメージできるのだが、さてどうして作る?

昨日、2007年ロマニリョスの製作講習で作った楽器に再会した。弦高調整のためにオーナーさんが楽器を持って工房にみえたのだ。
明らかに変わっていた。トゲトゲしさが無くなって角がとれた感じ。カラっとした明るさは健在。そして素直な響き・余韻も感じとれる。

あっ、この「素直な響き」こそグライダー・・・・に通じるのでは? ははーん。
そう思うと楽器を手にとっても何となくしなやかさを感じる。

ネックの材料がマホガニーではなくセドロであることと横と裏板が薄いので楽器全体が極めて軽い。
ブレイシングはトーレスだが、スキャロップの削り方が全然違う。なるほど。これもグライダーへの道かも。

タイムリーな再会だった。

▼ロマニリョスの講習会にて at シグエンサ・スペイン
IMG_5570.JPG

コメント

非公開コメント

No title

しなやかな弾き味、低音と言うのはなんとなく分かるような
気がします。
アントニオ・マリン等グラナダ派がそんな感じかなァ?

そして、「グライダーの様に」これは、雑味の無い音がポーンと
前に飛んで行く遠達性の有るギターの事なのですかねえ?

いずれにしても、弾き手が気持ち良いギターは「そば鳴り」しているんで
少し弾き手が欲求不満な位が、音が飛んでいるように感じます。

あまり良く分からないのですが、1ギター愛好家の意見としてお聞き下さい。

No title

Caminoさん、

戦闘機みたいにガチガチではなくてグライダーのようにいい意味での「逃げ」があって、その結果自由に振動して鳴るギターというイメージでしょうか。

>弾き手が気持ち良いギターは「そば鳴り」しているんで
>少し弾き手が欲求不満な位が、音が飛んでいるように感じます。

わたしもそう感じています。ひとつのジレンマですね。