2010/11/05

正倉院展2010

朝からいい天気。きょうは、いつものギター製作仲間4人で正倉院展へ。

今年のお目当は数ある正倉院宝物のフラグシップともいえる 螺鈿紫檀五絃琵琶 だ。
入場するのに70分、さらに会場内で40分並んだだけのことはあった。
それはどこを見ても破綻や誤魔化しのカケラも見当たらない。妥協を許さない作者の意思とともに強烈な自己顕示力も感じさせた。
さらに、昨年展示された紫檀木画槽琵琶(写真右)よりも数段洗練された工芸技術がみてとれた。
ただ、全体のフォルムというかデザインは昨年のほうが自分としてはインパクトがあったし美しさも感じた。

紫檀木画槽琵琶


もうひとつ感動したのは、その時代の道具だ。小さい槍鉋、ヤスリ、小刀など。
どれも保存の状態がよかった。当時は貴重なものだったんだろうな。
その極めつけは、先が1cmぐらいしかないキリ(錐)。ああ、ここまで使いこまれたか! これには紫檀の琵琶よりも感動したかもしれない。
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コメント

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No title

遙か昔、東京での「正倉院展」でこの琵琶を見ました。

それ以来、琵琶は「作り」や、「音色」も含めて大変に興味の有る
楽器となりました。
ほんの少しのビビリ音を出すフレットや、なかにはブリッジの下に
象牙のお皿がセットされて反響版の役目をしていたもの(トルナボスのようですね)まで有るそうで、かなり、繊細な作りの楽器のようです。
しかし、この螺鈿細工におおわれた琵琶、どんな音がするのでしょう?

No title

110分の待ち時間・・
大変でしたね。

祖母の、琵琶2棹何処へ行ったのやら?
今、奈良の人出は凄いですね。

No title

Caminoさん、
会場ではこの琵琶の音が流れていました。確か昭和27年録音だったと思います。
中国製なんでしょうけど、西域のにおいがしました。思ったよりサスティーンが長くて気持ちよかったですよ。

No title

楽さん、
金曜だというのに、えらい人でした。
この週末は1300年祭もフィナーレなので、さらに凄いでしょうね。

No title

正倉院展は15年ほど前に行ったことを思い出しました!
10月31日は、紅葉を期待して長谷寺に行きましたが、紅葉はまだまだでした。(涙)が、ゆっくりお庭を見ながらおいしいお抹茶をいただきました!  11月7日は、安部文殊院に紅葉を求めて行きましたが、またしても・・・やはりお抹茶いただきました(~o~)
二週続けて紅葉は見れなかったけど、古~い建造物をゆっくり見られたので満足です。何百年も前にこんな立派なお寺を・・・ビックリです!  何百年も残る家具を作って下さいネ。少し前ブログを見て、案山子も見てきましたよ(~o~)

No title

しもやんさん、
どこもまだちょっと早いようですね。色づく前の末期の緑も僕は好きです。
>何百年も残る家具を・・・・
ありがとう。自分より長生きすれば満足です。