2011/10/07

象牙の独立サドル装着レポ

先日の、のよりライブでマイミクのS先生に教えてもらった 「象牙独立サドル」 を試してみました。ギターはラプレヴォットのレプリカ(小さい方)です。一般的なモダンギターではありません、あしからず。

<音の感じ>
・全体的に角が取れて「まろやか」になった。音量は少し大きく(幅広く)なった感じはする。
・低音域の 「ボディの底を打ったような音」 がしなくなった。上記のことが起因?

<製作について>
・牛骨より削りやすくて細工しやすい
・短いのでサドル溝底との密着性を良くすることができる
・6つもあるので時間はかかるが、その後の弦高調整は容易
・象牙を木材に見立てた時の「木目」の方向でかなり音が変わる由
  おすすめは「木口側」に弦を載せる-単独サドルなのでこれが出来てしまう!
 
  (このことは、牛骨や黒檀のサドルでも同じかもしれません)

<結論>
・元の牛骨のサドルにはもう戻さずこのままにしておきます

ギターによって相性はあるかもしれませんし、好みもあると思いますが、交換できるパーツなので試す価値は十分あると思います。
 
大化けする可能性もあります。知り合いの製作家もシベリアの冷凍マンモスの象牙を使っています。

▼そのうちナットや糸巻きも象牙にするかも
craftm_Lp_ids.JPG
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コメント

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No title

フムフム・・・・・あきまへん!

このサドルの形(弦があたる形)は一見して、根拠がない!

全て、インスピレーションが要るんですよ。

こう見えて、私は自称世界一の調整師ですから・・・・・・。

No title

スヌ~ピ~さん、
えっ、あきまへんか? ということは、もっと良くなるということですな。
私にはV溝を付けるぐらいしか思いつきませんが・・・ないしょで教えてください。

No title

材質がいいのか、システム構造がいいのか。あるいはその両方か。手間は掛かるけど牛骨でも試してみる価値はありますよ。そりゃローズウッドvs ハカランダ 同様な結果になるとは思いますがね。ギターはヴァイオリン族と違ってまだまだ発展途上の楽器やね。

No title

魅惑のギタリストさん、
そうですね。牛骨も決して侮れません。スカスカの骨はダメですけど。

蛇足ですが、わたしの場合、絶対的に音を良くしようというよりは、「うん確かに音が変わった!」というのが楽しいですね。


No title

良くなるかどうかは、分かりません?!
そうではなくて、インスピレーションが感じられないのです。

なんというか・・・・写真が黙っているんですよ・・。

普通は、「フフフ・・」とか「どや?!」とか言うんです、それが写真であっても・・。

それだけなんです。

ひょっとしたら、タッチの勉強してもらわないとアカンかも・・。

No title

スヌ~ピ~さん、
ということは、さっそく結論はでませんね。「どや?!」の姿を考えてみます。
タッチの勉強をしないとアカンのは大当たりです。

No title

スヌ~ピ~さん、
書き忘れましたが、「ボディの底を打ったような音」のボディとはギターの胴のことでして、その底を打った音というのは広がりがなくて沈み込んだという意味です。要するによくない音。
それが無くなったというのは大きな改善です。

No title

予言・・・・・・なにやら、・・・・

  象牙のような・・・・板のような・・・・木と象牙のような・・・・

  そんな物がゆっくりと、奈良方面に飛んで行くのが見えます!

  ・・・・・・この、得体の知れない「物」でさらに、
  グレードが上がる・・・・・ような、気がする・・・。

No title

スヌ~ピ~さん、
予言が的中しますように。

No title

色々,実験されていますね。

ラプレヴォットの場合だと良いかも知れませんね。
表面板の構造は,音の減衰の魅力を引き出すものだと個人的には思っていますし,その効果を妨げているのがウイング付きのブリッジ構造でしょうし,そこの部分での各弦の干渉を少しでも押さえるためのサドル間の隙間は,実験としては面白いかと思っています。

音に関しては各自の好み,耳の違いの問題もあって,なんとも言えませんが,少なくとも,モダン・ギターにおける不要音(これを加えて音量・音色と勘違いしている場合があるかと思いますが)を少しでも減少させた音が得られたのでは,なんて,勝手に想像しています。

私の場合,いずれサドルは木製でも試そうと思っています。
強度の問題もあるかも知れませんが,木目の方向を変えたもの2種で。それと,あるサイトで,サドルの挿入角度を変えたやりかたが紹介されていたこともあって,これも。

No title

Totanさん、
バイオリン族の駒は表面板との接触面積が非常に小さいですものね。
それに駒そのものがサドルになっています。ギターも昔はウイングのない小さい駒だったんですけどね。

No title

最初はヴァイオリンなんかを真似たんでしょうね,

サスティンを増やす,音量を増やすとという方向に走って,強度不足が生じたりて,ウイングなんかを設けたのでは,なんて思っています。

私の10号でウイング無しを試したましたけど,表面板はクロス・バーのみで。
ギターをされない方に引き渡しましたが,表面板マホガニーなのに。音量は凄くありました。

今作っている13号は,縦方向の力木のみですので,強度問題を考えると,どうしてもウイングが必要ですのでつけますが,どんな鳴り方になるか楽しみにしています。

ギターの場合はパルス信号なので,音の持続と減衰のバランスが難しいですね。

鳴ること拘ると,不要な音も発生するし,ポリフォニーには向かないギターになるし…

No title

Totanさん、
表面板マホガニーのギター、やっぱり良く鳴っていましたか。面白いですね。

今のギターでは、駒の長さは扇型の力木配置との関連が深いようですね。駒は表側に付いている横方向の力木という感じでしょうか。