2011/10/19

テジョン国際ギターフェスティバル2011

今年も韓国テジョン広域市の主催で開催されました。
もう3回目の参加になるので、何人かの韓国の製作家とも友達のように接することができました。そしてまた新しい出会いなどもあってさらに友好を拡げることができました。

国際ギターコンクール、クラシックやロックやフォークの連日のコンサート、そして手工ギターの展示という内容です。
ギターコンクールではブルガリアの若者が一位、二位三位が韓国の学生でした。日本からの参加者は残念ながらファイナルには残れませんでした。本選の演奏を聴きたかったのですが、ギター展示会のセレモニーなどと重なったため叶いませんでした。

コンサート会場は昨年と同じ藝術の殿堂でした。千人以上と思われる観客のほとんどが若者と親子連れというのも昨年同様です。クラシックギターのコンサートなのに、日本とは文化(教育)の違いを感じました。ちなみにチケットは物価の安い韓国で100,000ウォン(7千円ほど)もします。演目はロッシーニの序曲とアランフェス協奏曲(ソリストはイタリアのAniello Desiderio)、そしてギターカルテットでした。

ギター展示会には、日本から11人、韓国から18人の出展でした。本数にすると40はあったでしょうか。19世紀タイプのギターも私の他にもう1人が2台出していました。ネットで話題の「昌ギター」もありました。
今年は展示ギターのデモ演奏が無かったのが大変残念でしたが、そのぶんゆっくりと全部のギターを弾かせてもらいました。

いくつか「おっ、これは」と思う楽器もあって、その製作者といろいろお話をできたのが有意義でした。
ダブルトップやダブルバックのギター、さらには通常の倍以上ありそうな重いギターなどもあってそれはそれでなかなかおもしろかったです。

今回もあれこれいっぱいイメージをもらいました。そしてその向こうには自分の目ざすギターの姿が見えてきたように思います。

フェスティバルが終わった次の日、みんなでソウルに移動しました。われわれのグループは南大門市場で買い物ツアーをしました。そして夜は松村さんのご尽力によって韓国の国立芸大のギター科の李教授との交流を持つことができました。ホテルでギターを弾いてもらっただけにとどまらず、素晴らしいディナーもご馳走になりました。カムサハムニダ。

▼会場 ピョンソン青少年育成センター
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▼左から 井内さん、私、福手さんのギター (カンバンは先方が作成してくれました)
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▼いちばん手前にあるのは、中山さんの竹ギター
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▼彼女は韓国の製作家です ものすごくいいギターを出品していました 演奏も上手です
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コメント

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No title

お疲れ様でした。
有意義なギターフェスティバルだったようですね。
19世紀ギター!注目されたのではないでしょうか?
美人のギター製作家!・・それもやはりお国柄の違いですか?

No title

お疲れ様でした!

収穫が沢山有った様で良かったですね!

19世紀の評判良かったでしょうね!!!

No title

お疲れ様でした。maruさんには何から何まで、大変お世話になりました、誠にありがとうございました。今回のフェスティバルに参加させて頂いて、大変勉強になりました。明確な課題が提示されたような気がします。 maruさんの19世紀ギターはお客さんが多く、大好評でしたね。 今後ともよろしくお願い致します。

No title

お世話になりありがとうございました。

マエストロのアドバイス、はっきり明快でした。
いつもはこんなにはっきりは言ってもらえませんが、言ってもらえればそれはそれで、大変な課題をもらってしまったことになります。
Choさんから解析結果が来ました。
出来たギターを修正することは、難しいので次回はTOPとBACKの、スペクトルの調整をしっかりやろうと思います。

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hizakinetさん、
とても有意義でした。彼女は第一作目の出展だったのですが、外観も音もよかったのでみんなびっくりしていました。

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楽さん、
珍しい格好をしているので手に取る人が多かったようです。
アフターファイブも楽しかったですよ。


No title

フクティートさん、
お疲れ様でした。こちらこそお世話になりました。
課題が提示されたのは大きな収穫ですね。来年もまたいろいろとありそうなので、一緒に参加したいですね。楽しみです。


メジャモフェルナンドさん、
お疲れ様でした。体調のほうはもう快復されましたでしょうか。
マエストロからのアドバイスは極めて難題かと思いますが、フェルナンドさんならきっと実現されることでしょう。わたしも同じなので挑戦してみようと思います。
Choさんの解析結果、また聞かせてください。



No title

テジョンでは有益なご意見をお聞かせ頂きありがとうございました。

韓国作家の中ではラティス+ダブルバックとダブルトップの2本を出展していた若い作家のギターがダントツと感じました。アルミサドル+カーボン弦のハードテンション轟音仕様の晶ギターが複数の韓国人から優しい音と言われ、韓国と日本の音、音楽に対する感覚の違いに驚くと共に面白く感じられました。

15日の夜は大坪純平さん洪さんと3人で食事し現代音楽の話で盛り上がった後、ホテルの部屋で大坪さんに晶ギターを弾いて頂き数曲録画を撮ることができました。これからも出世前の若いギタリスト達との協同作業を続けてゆく心算です。

16日は早めに展示を終了しソウルに移動し洪さんと共にLee Song-ou先生に会い、晶ギターを弾いて頂くと共に李先生のギターと韓国の民族楽器の二重奏による新録音を楽譜を見ながら聞かせて頂きました。先生の韓国ギター界に対する献身的な姿勢に感銘を受けました。

今回のフェスティバルを機に今後共お付き合い頂けます様よろしくお願い致します。

No title

晶ギター&アンサンブル晶さん、
テジョンでは興味深いギターをみせていただき、ありがとうございました。
伝統的といわれる楽器も最初は「先進的」だったはずです。ダブルトップやダブルバックも多くの人々に受け入れられれば、きっと淘汰されずに存在し続けることでしょう。
今後ともよろしくお願いいたします。

No title

気にはなっていましたが,大分遅れてやってきました。

今回も有意義フェスティバルになって良かったですね。

様々なギターとの出会い,製作家さんとの出会い等々。
そういった財産も背景にあって,t maruさんのギターはどんどん進化して行くのだと思っています。


No title

Totanさん、
ありがとうございます。
作家さんそれぞれの特徴は、本当に勉強になります。
いいなあと思った楽器は、奏者側ではコントロールできない「ある特長」を持っていました。