2012/03/10

アコギ(J-45/50)の製作:下地処理

ここのところ他用が多くて本業がなかなかはかどりません。まだ下地の処理が全部終わってません。
下地処理とはボディ全面の平滑化と導管埋め(目止め)のことをいっています。

スクレーパとサンディングで均したあとトップ以外の部分にはz-poxi(仕上げ塗装用の2液性エポキシ)で目止めを行いました。
エポキシを塗布して、ヘラで出来る限りスジやボタが無いようにかき取って、乾かして、スクレーパとサンディングで表面を均します。
これを、マホガニーで2回、ローズウッドで3回行ないました。
なお、塗布量はヘラの硬さで割と制御できます。今回は硬いのを使いました。

最後のサンディングのあと板の表面に極く薄くエポキシ層が残る程度にしておきました。(導管の中だけエポキシを残す方法もあります)
エポキシの厚薄(ムラ)は目視で判断できるので均一にしたほうがいいと思いますが、必要以上に完璧をめざしてもさほど意味がありません。あとでこってりとニスやラッカーを塗るからです。
けっこうな作業量です。伝統的なパミスによる方法のほうが結局速いかもしれません。でも安心感と面の美しさでは私にとってはこちらのほうが優れています。

今回の塗装プランですが、全面セラックコートの後、ニトロセルロースラッカーを薄めに吹きつけます。
セラックには本来の特性を活かしてウッドシーラーの役目をしてもらいます。なのでセラックニスは専ら刷毛塗りします。1カット液を10回以上塗る計画です。
ちなみに使用する刷毛は、ラファエルのリス毛の平刷毛24号です。油絵用ですね。
バイオリン用の刷毛でやりたかったのですが、今回ちょっと納期が間に合いませんでした。

コメント

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No title

始めてZ-poxy使いました、3回やらないと目止めがよくできませんね。
Iローズもハカランダも3回やりました。
3回やるのならばたいていの目止めは良いようですが、ほかに楽なのがないのでしょうかね。
木地調整・目止めがやっと終わって、明日からタンポ摺りが出来そうです。

No title

メジャモフェルナンドさん、
お疲れさまです。いちばんたいへんな作業かもしれませんね。

<課題>
1.あらかじめ導管内部を「もっと濡れやすく」しておく方法はないか? たとえば帯電させておくとか。
2.導管中の空気をエポキシに強制置換するのに、もっと効率的な方法はないか?