ラティスギターの製作:グレイジング中
- 2012/05/12
- 18:25
セラックニス(シェラックニス、シケラックニスでもOK)のタンポ摺り塗装、所謂フレンチポリッシングも終盤です。
ニスの厚みが十分になったと判断したら、タンポにアルコールだけをつけてひたすら磨きます。これをグレイジングというようです。
グレイジングではアルコール量がポイントで、付け過ぎると塗膜がはげるなど欠陥をきたしますし、少なすぎると役を成しません。
タンポの動きは常に木目に沿って、そして徐々に強めに抑えつけながら直線運動をします。タンポの綿布の織り方向を確認して動かすことも大切です。
グレイジングの目的は、セラック塗り時のオリーブオイルの除去と細かいタンポ跡の除去です。
上手にグレイジングすればコンパウンドなどで磨くよりもキレのある鏡面が得られますが、その前工程の出来映えにも左右されるので、なかなか難しいです。毎回これが完璧にできる人はフレンチポリッシングの名工だと思います。ちなみに知人の製作家にこの名工さんがおられます。札幌在住です。
▼フラッシュを当てているのでちょっと赤っぽいです

▼今回はPEARLというセラックにサンダラックとマスチックを添加したものを使いました。ほとんど無色ですね。
ニスの厚みが十分になったと判断したら、タンポにアルコールだけをつけてひたすら磨きます。これをグレイジングというようです。
グレイジングではアルコール量がポイントで、付け過ぎると塗膜がはげるなど欠陥をきたしますし、少なすぎると役を成しません。
タンポの動きは常に木目に沿って、そして徐々に強めに抑えつけながら直線運動をします。タンポの綿布の織り方向を確認して動かすことも大切です。
グレイジングの目的は、セラック塗り時のオリーブオイルの除去と細かいタンポ跡の除去です。
上手にグレイジングすればコンパウンドなどで磨くよりもキレのある鏡面が得られますが、その前工程の出来映えにも左右されるので、なかなか難しいです。毎回これが完璧にできる人はフレンチポリッシングの名工だと思います。ちなみに知人の製作家にこの名工さんがおられます。札幌在住です。
▼フラッシュを当てているのでちょっと赤っぽいです

▼今回はPEARLというセラックにサンダラックとマスチックを添加したものを使いました。ほとんど無色ですね。
