2012/05/17

ラティスギターの製作 : 完成

新しい楽器に弦を張るのは今月3台めです。

力木がラティス(格子)配列のギター、いくつか弾いたことはありますが作るのは初めてでした。

弦を張ってまず驚いたのは音の大きさです。低音も高音もですが、どちらかというと低音がかなりリッチです。それでいて輪郭がはっきりしているのいで、ガンガン弾くとおそらく出しゃばり過ぎになるでしょう。

中音から高音域は声量はありますが、私の楽器としては高周波の倍音が少ない感じです。なのでバッハの曲はともかく、きらめくような「色彩感」の演出は奏者に委ねられるかもしれません。異種楽器とのアンサンブルは面白いかもしれません。
参考までにウルフトーンですが、3弦3FのBbとHの間ぐらいですね。やはり普通とは違います。

6月中ごろまでなら工房で試奏していただけます。また5月27日には京都山科での音楽工房主催「ギター製作家交流展」に持参する予定です。
すでに公表されているのでここで発表しますが、このギターは第37回ギター音楽大賞でグランプリを受賞された方へのプレゼントとなります。

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今回は何を思ったか、工房の裏で撮影しました。


コメント

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ここ最近続け様に作品が完成されましたこと、おめでとうございます。またひとつ新たな経験、発見、技術の習得をされたことでしょう。できましたら今月最終週にアトリエお伺いできるといいのですが。日にちが近付きましたらメールします。

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魅惑のギタリストさん、
ありがとうございます。将を射んと欲すれば先ず馬を射よ、ですよね。ご来房、楽しみにお待ちしております。

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お疲れ様でした!
有難う御座いました!!

27日非常~~に愉しみです!!!

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楽さん、
何はともあれ、間に合ってよかったです。27日は皆さんの批評が楽しみです。

No title

完成・・・おめでとうございます。
新しいギターに弦を張るのって、書き上げた曲を弾いて見る時の
ワクワク感と似てるかしら?(笑)

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プリンセスピンクさん、
まさにそうだと思いますよ。醍醐味ですね。その瞬間のために何百時間もかけて作っているようなものです。

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現代ギター2012.9月号に新しい構造のギター解説されていました。ギターはまだまだ、発展途上なので新しい試みを傍観するだけでも、わくわくしますね。個人的には、音量よりも、音色が多彩で暖かい音質のものに魅力感じます。

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松村恵司さん、
おっしゃるとおりですね。
自分としても限定せずに、むしろいっぱい引き出しを用意しておいてご要望にお応えできるようにしたいと思っています。
・・・でも個人的には松村さんと同じ好みですね。