2012/05/19

ラティスギターの製作 : 考察と今後について

日をおうごとに更に鳴りだした。たとえば1トンそこそこの車に260馬力のエンジンを積んだようなイメージ ・・・ ちょっと言い過ぎ。おもしろいギターだ。

2.0mmしかない響板、ペラペラ・ドスンドスンの音かと心配したが、筋かいだけで構成された力木のおかげでそんな感じはない。低音の鳴り方は振動解析の結果を反映していると考えている(200Hzまでフラットだった)。弦をはじいたときの振れの減衰がいたってスムーズなのである。6弦5弦ともハイポジションまで音が詰まらない。

高音はといえば、自分の好みとしてはもうちょっと色合いが欲しい気もするが、それはプレーヤーの表現力の範疇として残しておくべきと常に仰る某プロギタリストのような向きにはひょっとしたら合っているのかもしれない。

今回、可能な限り軽量に仕立てたが(総重量:1510g)、横・裏の厚みやバーの数を増やせばおそらく音色はがらっと変わると思われる。そういう意味でハカランダやグラナディラ材は面白いと思う。メープルならば、裏板を5mm厚ぐらいのドームに削り出したい気もする。

次作は、今年度後半に数多くひかえる展示会用のモデルだ。ラティスでいくことに決めた。
格子自体にアレンジをするか、それとも板の種類を変えてみるか。ちなみに同県の製作家M氏はラティス配置で更にブリッジバーを付加したギターを製作中で、これはたいへん興味深い。

表面板はどうしよう。ノーマル、レンジ処理、スモーク処理、燻煙熱処理 ・・・
とりあえず全部接いでみようかな。
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント