先週の金・土・日と、とくしま国民文化祭の中で開催された「ひようたん島ギターフェスティバル」に参加・出品しました。
ひょうたん島とは、会場の北島町が旧吉野川などに「ひょうたん型」に囲まれているためだそうです。ひょうたん=ギターともいえますね。
主催は徳島ギター協会さんなどです。
▼13名の製作家、25点の出展でした

▼バンブー(竹)ギターで有名な中山修さんはギター4台と竹製ヴァイオリンやチェロも出品

▼丹波篠山の田中清人さんのブース
平均律での違和感を緩和する鈴木音律でフレッティングされた19世紀ギター「ラプレヴォット」、さすがに極めて美しい響きでした。細工は難しそうですが、これは是非とも真似をしてみたいと思いました。詳細は
こちらに

▼こちらは長野県の石井栄さん製作のバロックギターのフルコピー 見事としか云いようがありません。
調弦されているのはこのコンクールの審査委員長の つのだたかし さんです。つのださんはこのギターでの演奏のほか、リュートの名演も聴かせてくださいました。話術も超一流で夜の部もたいへん楽しかったです。
そして、右に見えるのは大御所、松村雅亘さんの”グロンドーナモデル”です。

▼私は後ろの3台を出させていただきました

▼徳島新聞の記事 たまたま自分も写ってました

▼コンクールの審査員でもある益田正洋さんが全ての製作家のギターを演奏されるという、我々にとっては嬉しい企画がありました。益田さんは日曜日にはホールでのコンサートで素晴らしいスペイン音楽を聴かせてくださいました。

▼その様子は、ユーストリーム(Ustream)で実時間で配信されました。
試奏のあと、こうして司会の清水幸二さんにインタビューを受けます。

▼弟さんの益田展行さんもコンクールの審査員をされました。
手にされているのは、トーレスタイプ・トルナボス付き。

▼大阪の北口功さんも審査員です。
会場内の多くの展示ギターを試奏され、製作者に貴重なコメントを話されてました。ちなみに当方の2台のギターでのご感想は・・・予想どおりでした。

皆さんや皆さんの作品と触れ合うことが出来て、忘れかけていた大切な何かを思い出したようです。たいへん有意義なイベントに参加させていただき、主催者の皆さまスタッフの方々に御礼申し上げます。どうもありがとうございました。そして、おつかれさまでした。
なお、同時開催されたギターコンクールの結果は↓
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