2013/04/15

S弦ギターの製作⑭ 棹成形と駒作成

フレットを打ってフレットの端をきれいにしたあと、ネック削りをします。

下の写真はほぼ最終段階で、写っているスクレーパを使って成形しています。使い方(刃の当て方と削る方向)で曲面も直線も出すことができます。スクレーパはホントに優れものです。ちなみに刃付けは私はダイヤモンド砥石で行います。
なお、スクレーパを持つまでは南京鉋、小刀、生反りでひたすら削ります。自分の場合、ヤスリ類は一切使いません(粉がイヤなので)。

▼このあと、サンディングすれば完了です。
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▼チューリップの象嵌 パロサントという木の白いところと緑のところを使い分けています。緑の木目が葉脈みたいに見えます。
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▼ついでに、こちらのチューリップは依頼者のデザイン 白蝶貝です
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次はブリッジです。
形のデザインと使用する材料で相当迷いましたが、依頼者やアコギ通の各氏に意見を訊いて決めました。
材料は、明るめのホンジュラスローズ。工房標準ではハカランダなのですが、このギターのキャラクターを優先してこちらにしました。

▼必要分だけ切り出します
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▼例によってCADで描いた図を貼ってから加工します。
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▼ミニフライス盤でサドル溝を彫っているところ。材を斜めに保持しています。
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▼フライス盤をドリルモードにして、ピン穴をあけているところ。材は斜め保持のままです。穴は貫通させません。このあと穴入口の面取りを面取りビットで行いました。
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▼ウイングの部分をバンドソーで切っています。細い(薄い)ので別の材に貼り付けて送りを安定させます。このあと、スピンドルサンダーで荒成形します。このときも別材を付けたままです。
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▼スクレーパできれいに仕上げた後、サンディングすれば完成です。天面をもうちょっと曲面にするかもしれません。
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▼別途作成しておいたピックガード(これもホンジュラスローズ)とブリッジを撮影のため両面テープで貼りつけてみました。並んでいるのでは製作教室で製作中のクラシックギター(こちらはバインディングを入れたところ)。
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次は木地仕上げそして塗装です。










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