2013/09/23

クラシックギター(TE-1)の製作-25 下地:目止め

塗装前の下地作りです。
ローズウッドの仲間の多くは木の導管が深いので、だいたいのギターではそれを埋めてからニスを塗ります。ただ、その程度は作家によってさまざまです。家具木工の分野でもいつもかつも全部埋めるケースはむしろ稀で、半分埋めたり、全く無しという場合も多々あります。

今回のギターはせっかくのハカランダなので導管は出来る限り埋めて、セラックニスのフレンチポリッシングによる鏡面仕上げを行ないます。その目止めですが、数年前からZ-POXY(PT-40)という2液性のエポキシ樹脂を使っています(写真)。液を垂らしてヘラでかき取って、乾いたらスクレーパやサンドペーパで均しながら表面だけをはぎとって、という作業を数回繰り返します。インディアンローズでだいたい3回、今回のような目の深いハカランダだったら5回ぐらい繰り返します。

ポイントはヘラです。写真に2種類写っています。細長い三角形(白と青の2枚:HCで入手)は、材質がほどよく硬いのでエポキシ膜を超薄層で楽々塗ることが出来ます。一方、先端に青色のゴムが付いたものは、ガラス用のワイパーとして¥100ショップなどで見かけるものです。これでかき取ると前者の三角ヘラに比べるとかなりエポキシ膜が厚くなります。最初はガラスワイパーで最終段で三角ヘラを使うと効率が良いようです。
いずれのヘラも「刃」となるところを予め細かいサンドペーパでキレイに真っ直ぐに磨いておくと、スジなどの塗布欠陥が生ぜず、均一に、綺麗に、塗ることができます。

▼3回目のエポキシを塗ったところです まだギラギラしているところがあります
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▼エタノール(エポキシ洗浄用)とペーパータオル、あとビニール手袋もあったほうがいいですね
craftm_te1phstf.jpg





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