2013/12/04

ラティスⅢの製作-9 アームレスト

バインディングの接着が乾くあいだにアームレストを作ります。ユーザーさんのご希望です。表面板に直接腕が触れないほうが響きが良いと、工房で実演してくれました。工房初の試みですが、木工屋が考えつく方法で設置してみます。

材は山桑。あまり目立たぬようにとのことなので、表面板に近い感じで且つ軽くてしっかりした材を選びました。地味ですが、ニスをかけると渋い金色に発色します。
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▼テンプレートで墨付けして糸鋸でカット。この刃はいつかここで紹介した例のスグレモノです。
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▼表面板に対して庇(ひさし)になる部分をトリミング。入り角(いりすみ)は強度が要るので、そこがアールになるようにディッシュビットを使いました。トリマーに貼り付けた木片は即席のガイドです。ワークは動かないように、白塩ビの板に両面テープでとめてあります。
craftM_te2ar3.jpg


▼位置決めピン(ダボ)の穴をあけて、ささり具合を確認します。あとは、肘があたる表側を面取りその他で成形すればOKです。写真のボール紙がテンプレートです。なお、ブリッジ材にのっているのは緒止め部の飾りです。いつもはシンプルに骨棒2本だけにしていますが、今回なんとかしてアームレストの山桑を使いたかったのでこういうふうにしました。赤っぽいのはサチーネで、これはロゼッタに使った象嵌モチーフの残骸を利用しました。
craftM_te2ar4.jpg



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