2014/02/08

智頭杉のウクレレ製作開始:モールドと製作台

今日から新連載です。
チャンスがあれば作ってみたかったウクレレ、そのチャンス到来です。鳥取県智頭産の杉(ブランド名は百年杉)を響板に使ってとの依頼がありました。
赤身の柾をという当方の指定どおり材料を送っていただきました。ぜいたくですが、赤身のいいところだけを残して4枚はぎにします。ウクレレのタイプはソプラノより少し大きい「コンサート」です。

▼これで縦に2台分採れます
craftm_cukjt.jpg


▼サイド・バック材はこれにしました。タブノキです(茶色っぽい木)。左端はバックセンターとバインディングに使うミズナラで、ナラの柾材特有のトラフがきれいに出ています。前に立ててあるのは、接いだばかりの杉板。ネックはヒノキにする予定なので、ほとんど国産材になりそうです。
craftm_cuksbbd.jpg


▼シナランバーで外型を切り抜いたところです。内側はそのままベンディングマシンのモールドに使うのでロスがありません。
craftm_cukmdck.jpg


▼松の集成材で製作台(ソレーラ)をつくっているところ。おなかをドーミング(膨らませる)のでその箇所を彫り下げています。ドーミングの目的は表面板の駒周辺を凹みにくくすることです。右に見えているのは今回のテンプレートで、コンサートウクレレの標準的な面積ですが、A.D.トーレスのプランティージャを採用しています。ネックの仕込み方など作り方はウクレレとはいえ伝統的スペイン方式とします。
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▼反り鉋で削って、スクレーパで均しました。深さは2.5mmほどです。
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