2014/04/12

田頭さんのリサイタルへ

梅新交差点角のザ・フェニックスホールは開場前から長蛇の列。訊けばチケット完売とのことで、さすがに田頭さんのホームグランドだ。ロビーで先輩ギター製作家とバッタリ。私のHPを見てはるばるお越しになった由にて、うれしかった。

2Fで聴こうと思っていたが、使用ギターの製作者の紹介をするので1Fでといわれた。もうすでに満席に近くて、どうにか件の製作家と共に片隅に座ることができた。

ギターのコンサートではいつも思うことだが、楽器が徐々に鳴ってくるように感じる。こちらが慣れてくる所為かもしれないが。今回もそんな気がした。そういう意味では、アストゥリアスの静かな雨音から始まるというのはよかったように思う。

第一部はオールスペイン曲、二部はバリオスなどの南米の作品で、全17曲。アンコールは「アルハンブラ宮殿の思い出」と十八番と思しき「ひまわり」。
今年1月に完成したばかりのギターをものの見事に操られ、特に今回の曲構成では不可欠と思われる”色彩感”を豊かに表現されたと思う。ラティスブレイシングの楽器とは思えなかったほど。

最高潮はアンコールのときだった。演奏中にステージ背後の反射板が徐々にせり上がっていくと ・・・ その向こうはなんと総ガラス張りだった! つまり外が丸見え。そのシチュエーションで現れた生の高層ビル群と夜の明りに息をのんだ。それをバックに黒づくめの奏者がスポットライトに照らされてアルハンブラのトレモロを奏でている ・・・ 会場は溜息、ぼくも背筋がゾクゾクとした。すばらしい演出だった。

▼右下にギター製作者の名前も
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▼せっかくカメラを持って行ったので : 夕暮れの梅新 陸橋から西方向
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