表面板の買い付け
- 2020/03/03
- 22:20
良い杉材があるとの情報を得て県内吉野町にある製材所へ。ここはまさに吉野の杉や檜材生産のメッカです。
そこには平成に改元したころに挽いたという正柾(しょうまさ)の長尺杉板がいくつかありました。さっそく「いいとこ取り」してその場で挽き割りしてもらいました。割った板は堅めのスプルースぐらいあって、とても杉とは思えません。30年経つと杉でもこうなるのかと思いました。指で叩いてみるとスプルースとは明確に違う音色・響きがして面白いです。
これからもう少し薄くして音を訊いてみたいと思います。ギター用杉材の「マスタークラス」と呼べるかも知れません。

大きなテーブル帯鋸で挽き割りしているところ
こんな材がいくつかありました。