ラコートタイプの製作(7)完成
- 2018/02/13
- 10:20
マホガニーのオイル仕上げは木の風合いがそれほど損なわれない以外に、何といっても「早くて手軽」というのが嬉しい。それで夏の汗も気にしないし、メンテナンスも極めて容易。今後はローズ系のギターにも試そうかと思う。
La Bella のERG#1というロマンティックギター用の弦を取り寄せて張ってみた。なかなかしっかりした音で音量も豊かだ。少し鼻にかかる感じがこのギターらしいのかも知れない。
(工房用に作った楽器なので試奏していただけます)
<仕様> 19世紀の製作家 ルネ・フランソワ・ラコートのデザインを基にしたモデル
弦長630mm、ナット部ネック幅50mm、ギャー内蔵の木ペグ
トップ:欧州トウヒ、裏横:ホンジュラスマホガニー、棹:ハードメイプルのトラ杢無垢材
バインディング:ヴァイオリンの弓材(ペルナンブーコ)、ブリッジと指板とヘッド板:エボニー
総重量:1,050g
