2016/07/25

ポルトガルギターの製作(7)トップの調整

トップ板をいわゆるサウンドボード(響板)に仕立てる作業は、楽器の音作りという点で極めて重要な仕事になります。それは、板厚の調整や部材の削り方などで行ないますが、まあ、製作者の数だけそのバラエティがあるといえるでしょう。今回の楽器は自分にとって初めてなので、それなりに考えは巡らせましたが最後は「エイ・ヤー」ということになります。基本方針は「薄く・軽く」なのですが、この楽器は駒からの撓み(たわみ)力がとても強くて板が凹んでくる可能性が大きいので、横バーを梁(はり)とみなしてその断面二次モーメントを考慮に入れながら削りました。
P7250780.jpg

▼記録のために板の振動特性をとりました。いつものFFT解析のフリーソフトです。
(グラフの上は横軸が時間軸の振動波形、グラフの下は横軸が周波数で縦軸がその強度)
soundboard_remake_scaloped (3)

コメント

非公開コメント