FC2ブログ

記事一覧

冬の音

年明けから、小寒、大寒ときて三つ目が立春。黄道の15°ごとに節季があるので、もう45°進んだことになる。
俳句をやっている連れ合い、「今日から季題は春ね」とどこか嬉しそうだ。

小学校時代の立春のころ・・・(奈良盆地のはなし)

・田んぼの霜柱。稲の切り株ににょっきりと大きいものは10cmはあった。これを逃すまいと跳びながら踏み歩く。シャカシャカという音がした。

・家々の軒先の氷柱(つらら)
いちばん長いのを競争で探す。それをポキッと折って学校へ持って行く。それを石炭ストーブに押し当てるのだ。字や絵を描くがすぐに消えてなくなる。ジューンと音がして湯気がのぼる。先生に見つかるとしかられる。

・お昼の弁当。
スチームの弁当温め装置があった。燃料は石炭。これで生徒も先生も弁当を温める。朝いちばんに入れておく。
お昼、日直がみんなの弁当を専用のかごで運んでくる。たいてい何か言いながら。
アルマイトの弁当箱どうしがぶつかるコツコツという音といっしょに、いい匂いが教室にひろがった。

今はもう聞こえない音だが、頭には録音されている。

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

アルバム

検索フォーム

月別アーカイブ

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: