2007/02/16

トルメックで鑿研ぎ

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鑿(ノミ)は細いほど研ぎにくい。

3mm幅(1分)と1.5mm幅(5厘)の鑿はギター作りではなくてはならない。しかもピンピンに刃がついてないとダメなんである。
今まであたりまえのように手で研いできたが、ちょっと魔が差して電動砥石(写真左)でやってみたら・・・。

直径約10インチの回転砥石に刃を当てるので、刃のしのぎ面はまっすぐにはならずに、半径5インチのアールがつく。このアールのおかげで、いい塩梅に刃の先の先までピンピンになる。(右の写真でわかるかな?)
仕上げは、もう一方の回転輪についている皮砥にコンパウンドを塗って行なう。刃裏をあてて刃返りを取れば完了。悔しいけど手で研ぐより遥かに切れ味がよかった。

この電動砥石は刃物研ぎでは世界的に有名な水研ぎシステム。自分は木工旋盤用の刃物研ぎのために買った。刃物ホルダーさえあればナタでもハサミでもきれいに研げるという。DVDまで付いてくる。
今回の細い鑿、標準で付いてくる洋鉋刃用のホルダーに幸い取り付けられた。あとは回転する砥石の上をただひたすら往復するだけである。

これで40mm以上の和鉋の刃を研いだらどうなるか?
間違いなくシャープな刃は付くだろう。だが、プロの道具として信頼できる「精度」となれば、モーター駆動系と刃のスライド機構にあと一桁以上は投資しなければ無理だろう。

あの四角い砥石と人間の手で必要十分なのである。

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