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弾きやすい楽器はいい楽器

craftm_crm09_FB.jpgどんな楽器でも、いい音や気に入った音がする(出せる)ことがもちろん大切だが、それに匹敵するのが「弾きやすさ」とか「吹きやすさ」。
これがまずいと楽器のもつポテンシャルを引き出せないし、また思うように音楽表現もできない。

楽器は自己表現の単なる道具・手段とよく言われるように奏者の意のままに機能を発揮せねばならない。変なクセがあって演奏するときに気を遣うようでは、いくらいい音がしても受け入れられないだろう。プロの演奏家ならなおさらである。

さて、ギターの弾きやすさについて。
やはり奏者とのインターフェースとなる部分、指板と弦が重要だろう。
弦そのものは製作側とは関係ないが、ナット側、サドル側の弦間寸法は0.1mmを気にする人も多い。

次に指板(フィンガーボード)。当然ネックも含めてこれがやはり最も関わりがあろう。
指板幅とネック厚みまたその分布、ネック断面形状は奏者の好みが多様だ。ブーシェのネック断面は左右非対称だそうだ。自分はあまり気にしないのだが、演奏レベルから考えると論外。

音の出しやすさに大きく関係するのは、フレットを打ち込んだときの平面性。これを全くの平面にするか、アコギのように若干かまぼこ型にするかという選択肢はあるが、いずれにしても少なくとも隣あうフレットの頂部同士が全幅にわたって同じレベルでなければならない。
加えて、指板面からフレット頂部までの距離も同様である。(凹凸のある指板にフレットを打って、フレットの上面だけ均してもダメということ)

これらが完璧なら、どのポジションでセーハしてもストレスなく6弦ともきれいに鳴ってくれるだろう。

ギターをお持ちの皆さん、ご承知のように木は変化するので、知らぬ間にデコボコになっていて無理して弾いている・・・可能性もありますぞ。

写真 : その大切な指板を接着しているところ

コメント

No title

こんにちは!
読ませていただくと、奥の深さに驚きました。
私はまだ、聴く耳の感性が乏しく、「良い音、良くない音、」が今ひとつ分かりません。
大阪「ファナ」で、たまに、高価なギターを弾かせてもらいますが、よくわかりません。
廉価版のものですが、私の持ってる8本のなかでは、「KODAIRA」が弾きやすく、音もいいかな?って思います。

No title

tamaさんこんにちは。
良い音については皆さんそれぞれ意見をお持ちですが、いつまでもず~っと弾いていたい、離れてもまたすぐに弾きたくてたまらないようなギターは、きっとその人にとって良い音がしていると私は思います。
そんなギターなら自然にいい音楽を奏でられることでしょう。

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