2007/06/17

塗装日和

梅雨前線が大陸の空気に追いやられて快晴。気温は高いがカラっとしている。予報によるとしばらく続きそうだということで、ハープの塗装にはいった。このハープで4台めである。

今回もセラックニスの前にサンディングシーラーで均すことにした。ラッカー用のシーラーを使うが、セラックとの接着性には問題がないことを確認している。
マホガニー材はローズなどに比べると導管が細い。なのでシーラーだけの目止めでおおかた埋まってしまう。完璧を望むときはやはりパミスとセラックでこするとかフィラーを使うとかするのがいいと思うが、ポリウレタンのフォークギターのように完全にツルツルにすると、もはや木ではないように感じるのであまり好きではない。

朝に塗れば3時ごろにはもうサンディングがかけられる。冬季とは大違いだ。木地が見えるまでサンディングしてまたシーラーをかける。木地調整のとき#600でサンディングしてあるのでシーラーは2回でOK。
そのあとはセラックニスを何度かハケ塗りして、数日後に研いでからタンポ摺り(フレンチポリッシング)ということで、ギターとはやりかたがずいぶん違う。

今回は内部構造もすこしいじってみた。塗装前のタッピング(指で叩いて音を聞くこと)ではブーンといううなり声も混じったりしてなかなかよく響いている。

コメント

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No title

楽器の塗装には興味があります。
特に手に触れる作品だから私のとはずいぶん違います。
塗装によって音質が変化すると思いますが、それを積極的に意識していますか?
楽器は塗装前の素材の響きと塗装による変化した響きが加わり完成すると言う事なのでしょうか?。

スピーカーも素材により良い方向に変化する物があるので外観や耐久性向上+αの思いを込める事があります。

No title

塗装はすごく意識します。美観もありますがやはり音のほうを気にします。
木質感のある音、それが箱鳴りするようにと思っています。
プラスチック系塗料(ポリウレタンとか)は木質感を失うと思うので使用しません。そして可能な限り薄層で耐久性と美観を持たせたいという理由から、昔からのセラックニスのタンポずりで仕上げています。
この塗膜は化学的に膜が弱いので、半そでシャツのときは右肘にはサポーターをつけます。
どうしてもという要望があるときには、表面板以外にはニトロセルロース(ラッカーですね)を使うことも考えてはいます。
スピーカーは板が厚いのでギターほど塗装の影響は少なそうな気もしますが。