2007/11/26

トルナボスのアランンフェス

お客さんの情報により、yahoo動画のアランフェス協奏曲を聞いてみた。ギタリストは村治佳織。
スペインでのアルバム録音のVTRのようだ。2楽章だけだがなかなか楽しめた。

例によって凛とした彼女らしい音楽だと思ったが、それにもましてギターのサウンドが素晴らしい。
故郷に帰ってきて、ギターも嬉しかったに違いない。
そのギターはサウンドホールの中にトルナボスと呼ばれる円筒が仕込まれている。作者はもちろんホセ・ロマニリョス。
自分はまだトルナボス付きのギターは作ったことがないのでその効用はよくわからないが、録音マイクとの相性はすこぶるよさそうだ。いかにもボディ内部の空気振動の密度が濃くなって前に出てくるようなイメージだが、このことってヘルムホルツの理論で説明できるのだろうか。
ロベール・ブーシェはトルナボスの付いたトーレスのギターを修理した時、「こんなのは要らない」と外してしまったらしいが。

6本の弦それぞれがアンサンブルしている感じがする。そしてスペイン色豊かな音色。これでバッハを弾いたらなんて野暮なことは云うまい。日本でもこんな音がするのか?、国内で聴ける機会を楽しみにしたい。
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コメント

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No title

たつさんのところで,トルナボス付を試したことがありますが,とても面白かったです。
弾いていると低音が体感できました。
それでいて人が弾いているのを聞くと,違和感がありませんでした。
個人的には無くても良いように思いましたが,マイクとの相性を考えると,確かに良いかも知れませんね。

No title

おっしゃるように、どちらかというと低音のほうに影響が出るようですね。脱着できれば面白いなと思っています。
たつさんのトルナボス付き、私も東京の展示会で拝見しました。美しい音でした。