2008/02/08

テルミン

今年はどうも毎月何かしらイベントがあるようだ。でも本職とは関係のないのが多くてほとんどサクソフォンがらみ。ソロだったりピアノといっしょだったり、ちょっとしたアンサンブルだったり。ワンコインコンサートなんてのも。

今月の出し物の中に「テルミン」の演奏がある。先日一回練習しただけでもう本番。
アンテナが2本あって、これに手を近づけたり離したりして演奏する。ひとつは音程用、もうひとつは音量用だ。魔法みたいな楽器。
早いパッセージや跳躍の激しい曲では難儀するが、慣れてくるとこれがなかなか面白くてやめられない。一期一会の演奏。pp~ffも自在でビブラートだってかけられる。
しかし倍音の乏しい単純な電気発信音なので安らぎを覚える人は少なかろう。売りはむしろ演奏のエンターテインメント性かも。

で、そのカラクリは、

そもそもあの音は2つの波が干渉するときの「うなり」である。そこでひとつの波は固定しておいて、もう一方の波の周波数を変化させることにより「うなり」の音程を変化できる。
実は奏者の手とアンテナでコンデンサーを構成している。このコンデンサー容量は手とアンテナの距離の2乗に反比例することを利用して、内部のL-C発振回路の周波数を変化させるということ。

て云われればいたってシンプルではあるが、何んにも無しからこれを考え出したのは素晴らしいと思う。100年ほど前にロシア人がこれを発明し、演奏した時はみんな腰を抜かしたに違いない。

いまや数千円の雑誌の付録にテルミンが付いている。これがえらく好評で増刷したとか。

P.S.
そういえば、テルミンとノコギリの音楽が好きだったW君、首尾よくパイプオルガン作りしていますか?
もしこれをご覧だったらお便りを。

コメント

非公開コメント

No title

『テルミン』が付いてる「大人の科学(やったっけ??)」まだ買いそびれてます。
なんか、改造方法とか、グレードアップの仕方、とか載ってるのも知ってるけど・・
はまってしまいそうな自分が、、、こ、こ、怖い・・

それより、女房の目(ふんっ!またしょうもないことばっかりして・・)が、もっと怖い。

No title

その本持ってます。本に載っている改造だけで2オクターブ以上いけます。
でも音色が・・・ブザーみたいで。

No title

ラジオ少年だった頃、真空管の自作ラジオと格闘している時にテルミン状態になる事が良くありました。日本人の30~40代の男性がロシアに行って演奏法を勉強して各地で演奏しているニュースを数年前に見ました。”何んにも無しからこれを考え出したのは素晴らしいと思う。”全く同感です。

No title

yatsさん、
この楽器の演奏、ホントにおもしろいですよ。
私は真空管のワイヤレスマイクでした。よく感電しました。