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Martin O-17/1937年

お客様が是非にと工房に置いていってくれました。1939年製とのことなので、昨日拝聴した金谷さんのハウザー1世と同じころの作品です。弦長630mm、ボディ長さ460mm、幅343mmというパーラータイプ。O-17という型番は表・裏横とも全部マホガニーの小型ギターという意味合いです。バイオリンみたいにバインディングもない普及タイプですが、内部はきちんと工作されています。とっても豊かでエレガントな音がして気持ちいいです。バラ...

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ダブルトップクラギ#3

ダブルトップクラギの3作目は裏板を接着したところです。 トップはドイツ松+Nomex+ベイスギで全厚平均2.5mm 裏と横板はマダガスカルローズ 弦長650mm、短めのボディ採用 ブレイシングも公開します(^^)...

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吉野杉ウクレレの進捗

吉野杉トップのコンサートウクレレ。裏板を接着するときの「糊しろ」となるライニングを削って天面を調整しているところです。このウクレレの横板と裏板は栴檀(センダン)の木を使っています。写真はありませんが、サイド・バックにクスノキ科の椨の木(タブノキ)を合わせた吉野杉トップのソプラノウクレレはすでに箱になっています。...

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ダブルトップギターの納品

昨日投稿のギターのお引渡し日。 さっそく教室で勉強中というバッハやソルの難曲で感触を確かめられていた。こちらも初めてギターと対面してじっくり聞くことができた。①全域で音量のダイナミックレンジがとても広い②最高音を含む高音域が詰まらず・つぶれずに発音して且つよく伸びる③右手の位置や強さで音色・音質の変化が大きいということで大いに満足され、こちらも安堵した次第。8月の教室の発表会はこのギターでとのことなの...

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ダブルトップギターの完成

2枚の表板の間にアミラド繊維でできた「Nomex」という蜂の巣状シートをサンドイッチ接着するための、真空引きシステムを確立できたのが昨年秋。それによってトップ板を2枚作成したうちの1枚を使用して今回のオーダーに対応しました。表側ジャーマンスプルース、裏側ベイスギのダブルトップ、裏・横板はブラジリアンローズウッド(ハカランダ)。いずれの板も「極上品」です。音出しの感想:自分でもいえることは、全域で余裕の音...

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