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2018/01/29

ラコートタイプの製作(3)響板と裏板のブレイシングと裏板接着

裏板を接着してボックスになりました。このギター、表も裏横材も大変お世話になった大阪の製作家氏の遺品を使用させていただいてます。

▼概ねオリジナルに倣ったブレイシングですが、太さや断面の高さは勘でアレンジしています。ネックジョイントはオリジナルには従わずいつものクサビ固定式にしました。
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2018/01/23

杉630mmギター引渡し

トップに米杉(ネズコ)を使った自作第一号がユーザーのもとへ。弦長630mmに650mm用のボディを合わせた。杉のギターらしくハナから華々しく鳴る感じだが、そのなかに自作のスプルースギターではそれほど感じない「憂い」を感じる。押弦に関しては650のギターより決して弱いとは思わない。むしろその逆かも。「2月に初披露となるでしょう」とユーザー氏。幸多かれと祈る。

▼インディアンローズウッド
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▼ご指定によりポジションマークを
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▼ヘッドのデザインは今回もこれ
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▼ブレイシングはこれと同じパターン。杉材でも好ましい結果が出たようだ。15937135_1210519325650904_4564680877242470536_o.jpg  
2018/01/16

ラコートタイプの製作(2)ヘッドのVジョイント

当時の様式に従ってVジョイントにしてみました。写真は、カーリーメイプルのネックにマホガニーのヘッドを接着/固定しているところ。

↓背面側。こちらの面は完成後に丸見えになるのでそれなりに気を遣います。
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2018/01/13

ラコートタイプの製作(1)ロゼッタ

久々に「19世紀ギター」の製作です。1830年代のラコート(ルネ・フランソワ)をモデルにします。
まずはロゼッタです。どこかで見たようなデザインかもしれませんが、自分的にはまあオリジナルということで。その手順は以下に。
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 カエデのツキ板の上に、パーツを適当に並べて白い薄板を挟んで接着します。カエデの板にも貼り付けると後々楽に作業できます。乾いたらコンパスで円を描いて糸鋸でドーナツ型に切り取ります。MRU_3881_01.jpg 
そのドーナツを表面板に埋め込んでツライチに均します。これで終わりにしようかとも思いましたが、ドーナツの内外周に1.5mmの溝を掘って白/黒の薄板で縁どりました。それが冒頭の写真です。
使用した木は、サティーネ、パロサント、ブトゥムジュ、オリーブ、パリサンダー、チューリップウッド。
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2018/01/05

仕事はじめ

年末に下地調整をしてあったので、いきなりシェラックのタンポ摺りから始められる。杉表面板に着色も考えたが、結局は無色透明シェラックにした。やっぱりこれが最も自然で美しいと思う。ちょっと思うところあって、いつもより厚い目に塗り重ねている。630mmの杉であのブレイシングはもちろん人生初。これは楽しみだ。
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2018/01/02

謹賀新年2018

旧年中はご覧いただきありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、元日に南紀白浜までドライブ。パンダと夕日を見てきました。家から5分の京奈和自動車道が阪和道とつながったのでなんと2時間で行けるようになりました。
最初の写真は千畳敷からの夕景、それ以降は例の施設でのスナップです。
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