2016/08/31

ポルトガルギターの製作(10)ヘッド飾りと駒

断面がカマボコのようなフレットボードにフレットを打ってツラを均しました。ネックはまだ四角いままで(このほうがバイスで固定しやすいので)、ヘッドの成型をしています。ティアードロップ(teardrop:涙のしずく)と呼んでいるコインブラ様式のヘッドプレート飾りは、楓材にマダガスカルローズを象嵌してそれを貼りつけることにしました。ヘッドプレートに何かをインレイするプランもありましたが、検討の結果、余剰と判断したのでやめました。あと写っているのは、黒檀から削りだした駒(ブリッジ)と葡萄牙産の糸巻きです。P8310137.jpg 
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2016/08/25

2016弦楽器フェアの招待券・優待券を進呈!

早くも秋の弦楽器フェアのお知らせです。そのチラシと招待券の写真を貼っておきます。この招待券と優待券(割引き)が若干数ございますので、ご入用の方は 「メールで」、「送り先住所とお名前」 をお知らせください。 招待券がなくなれば優待券にさせていただきます。メールは、nara_craftm@ybb.ne.jp へ。 なお今回も出展しますので、よろしくお願いいたします。
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2016/08/24

ポルトガルギターの製作(9)バインディング & 指板のリペアー

虎杢の出た栃材をバインディングに用いました。パーフリングは黒/白の突板です。(画像を拡大すれば視認できるでしょう)  ヒールキャップはアフリカブラックウッド。
フレットボードのリペアーのほうは一応完了です。ネックの再塗装が乾けば弦を張って弦高などをチェックします。


2016/08/21

赤目四十八滝へ

ちょっと避暑のつもりで行ってきました。ほとんど日陰なので涼しかったです。渓流沿いに1万5千歩。
大きな収穫がありました。オオサンショウウオ。もちろん天然です。岩に腰かけておにぎりを食べているときにぬうっと現れました。ものすごい偶然だと思います。運よくカメラに偏光フィルターをつけてあったので水の中もクリアに撮れました。体長1m弱。また会いに行きたいです。

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そしてここの名物の滝です。有名どころをパシャリ。
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2016/08/18

ポルトガルギターの製作(8)裏板の接着 &ちょっとリペアー

竹などの弾力で接着物を押さえつける自作の道具で裏板を接着します。板にキズがつかないようにコルクやゴム板を貼った小さな当て木をかまします。裏板はマダガスカルローズ材。
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並行してユーザーさんからの依頼でリペアーをおこなっています。
指板面の調整と全フレットの交換です。指板面がチェロのそれのように曲面になっているのでフレットワイヤーを写真のように丸めて打ってます。フレット溝切りには手持ちの畔引き鋸(あぜびきのこ:写真)を使用。(※自作品以外のリペアーは受け付けていないのでこれは異例中の異例です)
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2016/08/17

TE10「風音」での演奏

8月12日の投稿で紹介したクラシックギター、ユーザー様がさっそく新作曲を自演して、こちらに投稿してくれました。

 
2016/08/12

TE10「風音」の完成

さきほどユーザーさんにお渡ししました。ギターはGuitarraという女性名詞なので「嫁入り」ということになります。
設計や製作法は伝統的スペインギターに則っていますが、ユーザーさんのご希望で、
 ①ネック幅が鉄弦ギターなみに狭い ②内部にLyricのマイクを仕込む
というカスタマイズをしています。名前は「風音(かざね)」。今後の活躍を大いに期待しています。
弦長650mm、トップ:欧州スプルース(ベアクロウ入り)、サイド・バック:インディアンローズ、ネック:エボニーとセドロ、全面シェラックニスのフレンチポリッシュ仕上げ
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▼ペグはGotoh-510 SilverPlate/EbonyButton
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▼バインディングはこのギターの横板から木取りして使用
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▼Lyricマイクのジャック
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▼ミズメザクラのアームレスト、ブリッジはハカランダ
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▼いつものロゼッタ(グラナディーラの地板に三種類の木でこしらえた寄木を象嵌)
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