2013/11/29

ラティスⅢの製作-8 裏板接着

さっぷい(寒い)日でしたが、工房を20℃以上にあたためて裏板をくっつけました。専用の接着台の上に楽器をおいて例によって綿テープでぐるぐる巻きにします。
ラティスバー各辺のスキャロップをするかどうか最後まで思案しましたが、ユーザーさんのスタイルを思い浮かべて結局何もしませんでした。

せっかく工房が暖かいのでサックスの練習をしました。日曜日にちょっと吹きます。ちなみにその日は熟年男性合唱団の一年の成果を発表する日でして自分が指揮をします。

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▼SELMER Serie2 GP。転勤時代、お茶ノ水の下倉楽器で買ってかれこれ20年になります。
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2013/11/25

ラティスⅢの製作-7 ライニング接着・成形

裏板のためのライニングを成形しています。ホンマホ材を断面6x18に切り出しました。これをテーブルソーで皮一枚残すように切り込みを入れてから、断面が長方形のままギターの横板に接着しました。そのあと写真のように断面が略三角形になるようにナイフで削ります。これはロマニリョスの製作講習で習った方法で、その理由は断面長方形のほうがクリップでのクランプがよく効くということでしたが、それよりも最終的に望む形に成型しやすいことのほうが私には大きいと思っています。なお、鋸目を接着側にもってくる「リバース」方式のライニングは、自分の場合積極的には採用しません。

▼ナイフで削りやすいアングルになるように、バイスで外型枠ごとネック部を挟んでいます。この写真の下側が床です。
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2013/11/23

ラティスⅢの製作-6 響板と側板の接合

このところ作業時間がとれなくて進捗が鈍いです。
今回は思うところがあって、ペオネス(接着駒)を離して接着しました。7年ぶりです。
ひときわ大きいペオネスが見えると思いますが、それが表側に肘置き(アームレスト)を設置するときに位置決めピンを差すためのブロックになります。
アームレストはなるべく目立たないようにということなので、山桑にする予定です。

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2013/11/22

夕方散歩シリーズ 1122

このところカメラを持って散歩に出かけます。カメラを通して季節の移り変わりを感じながら記録できればと思っています。今日の器材 : 
Olympus OM-D E-M1 & 90mm Macro(MF) 手持ち撮影/手ぶれ補正有り
写真はいずれもクリックで拡大します

まずは柿とレモン
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二上山(西北西)  こういう状態の田んぼを 「ひつじ田」というのだそうです
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高取山(東南東) 中腹に壺坂寺の観音様がみえます
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その部分をトリミング
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御所中学の制服は自分たちのころからかわっていません
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背後は、ほほまの丘(嗛間の丘)の竹やぶ
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2013/11/17

ラティスⅢの製作-5 棹接合・側板曲げ等々

早起きしたのでけっこう捗りました。

朝一番に側板をお風呂の残り湯に浸けました。数時間後にベンディングマシンにかけます。
その間にベンディングマシン用のモールドを仕上げました。今回もまた新しい形なんですが、しばらくはこれでいこうと思っています。
ついでにサウンドボードとネックを接合しました。
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裏板のセンターシームに溝を切って横バーを接着しました。バーは4本です。
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水浸け時間が十分になったので側板を曲げます。今回のハカランダの厚みは2.0mm、ヒートブランケットの温度設定はMAX時で華氏320度にしました。下の写真は二枚目を曲げ終わってそのまま保持しているところです。一枚目は外枠にクランプしています。実際、この側板を使う直前にもう一度ベンディングマシンにかけて熱を加えると完璧になります。craftm_te2bs.JPG

次はペオネス作りです。鉋で断面を台形にしたあと、下のような治具で4本まとめて切ります。その長さは写真のようにスペーサーに突き合わせてから、それを取り去ればOKです。スペーサーの右の板は両面テープで固定してあります。
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この状態でカットします。
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今回、はじめて表面板に肘置き(アームレスト)を付けるのでその方法を検討しました。





2013/11/11

ラティスⅢの製作-4 響板完成・裏接ぎ

先日のギターフェスタ inATC での、このギターの注文者の演奏が決め手となって、最終的に表面板の材料選択と調整を行ないました。下の写真はどちらもヨーロッパのスプルースですが、熱処理しているほうに決めました。左側です。格子の上面を若干スキャロップする予定でしたが、いまのところちょっと様子をみています。
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表はいつもの顔をしています。今回はグラナディラの地板にアマレロ/サチーネ/プトゥムジュで作った寄木モチーフを象嵌しました。
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ハカランダの裏板を接いでいます。この方式が自分の標準です。裏板とセンター飾り棒とパーフリングを一挙に接着しています。
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2013/11/08

デジカメのテスト

子供のころから、何か新しいおもちゃが手に入るとしばらくはそればかり・・・とよく親に言われましたが、今でもひとつもかわってません。さて、最新のおもちゃはこのデジカメです。

オリンパスOM-D E-M1 というミラーレスのレンズ交換式カメラです。この写真ではNIKONのMF35mmがついていますが、右のズーム(12-50mmEZ)とセットで買いました。なお、この写真自体はこれまでさんざんお世話になったLUMIX DMC-FZ30で撮りました。 
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で、さっそく、いままでは巧く撮れなかったものを試してみました。
※写真をクリックしていけば原寸まで大きくなります。

▼テスト1 : 「ぼかし」  上のNIKKOR MF35mm F1.4を使って絞りを開放近辺で撮影
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▼テスト2 : 「接写」 パンジーに居た小さな虫を撮影  TOKINA 90mm MACRO
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上の写真を中央部だけトリミング
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▼テスト3 : 「望遠」   11月8日18時ごろの月  SIGMA180mm MACRO
 三脚を使ってセルフタイマーでレリーズ
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ということで、性能はうわさどおりのようです。あとは使い手の腕と絵ごころ ・・・・











2013/11/04

弦楽器フェア2013出展

弦楽器フェアに初めて出展しました。
手ごたえ十分のイベントでした。いろんな意味で出展して本当に良かったと思います。早くも来年の出展作に想いが馳せます。

▼場所は、北の丸公園内の科学技術館。武道館の隣です。
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▼ギター部門は個人製作家20名の出展、その他にロッコーマン、S.I.E、クロサワ楽器なども多数出展。
 開場前の様子。中央は今井勇一さん、その右は江崎秀行さん。
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▼右端に自分のブース。横尾さんと黒澤さんは親子で出展。会員外の方も2名参加。
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▼気になったギター
大西達朗さんのトーレスFE19モデル、トルナボス付き。いろいろお話を伺うことが出来ました。
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▼企業ブースも同じ部屋にあります。現代ギター社、お隣は岩本ケースとメーベルトーコーさん。
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▼その対面がロッコーマンさんのブース。多くの人が楽器用材を買っていました。
自分もサイド・バック材とフレットヤスリを買いました。
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<試奏>
空いている時間がほとんどない程、実におびただしい数の人々が試奏してくれました。一日に何回も弾きにきてくれる人や、3日間皆勤という人もけっこうおられました。写真はほんの一部です。

★椎野みち子先生や石川裕一先生の姿も ・・・ 
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▼別室で鈴木大介さんが展示楽器によるコンサートの曲合わせをしているところ
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▼宮下祥子さんもお見えでした。貴重なコメントをいただきました。
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▼バイオリン族の出展はギターとはスペースも量もケタ違いでした。外国からもたくさんお見えです。
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▼バイオリン用材や道具類、ニスやニカワなどもあります。刷毛を買おうと思いましたが、手が出ませんでした。
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これは H.Kinoさんにいただいたご自身作の版画
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みなさまのご来場どうもありがとうございました。
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