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記事一覧

弦楽器フェアーへ

初めての参加です。江戸城内に入るのも初めてです。同業者はもちろん、バイオリン属製作家のブースや企業のコーナーも面白そうです。でもメインは私のギターを鈴木大介氏がどのように弾いてくれるかですね。日曜のお昼ごろです。それでは会場で ・・・▼これを掲示する予定です...

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第2回クラシックギターフェスタ in ATC 無事終了

大阪マラソンで南港界隈が大変な混雑な中、昨年よりも多くの来場者に恵まれ、無事終了いたしました。まほろばカプリシャスのアンサンブル。猛練習の成果を存分に発揮されました。昨年にも増して美しいアンサンブルでした。左端はリーダーの丸山さん、そのお隣は書家でもある高原さん、今回も作品をご出展。弊ギターのユーザーでもあります。その高原さんの作品です。「日々、泥の如く酔う」 素晴らしい! この他にもたくさん出展...

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ラティスⅢの製作-3 力木格子配置①

トップ板はファンブレイシングの板よりは相当薄いものの、板の特性と弾き手を考慮してⅠ、Ⅱのラティスよりは若干厚めにしました。10本の力木を所定寸法(今回は断面3.2mmx5.5mm)になるように鉋がけします。そして、まず下側になる5本をソレラ上でゴーバーデッキを使って接着しました。そのあと上にくるバーと相欠き接合するための溝を現物あわせで加工します。(写真の状態)▼上側にくるバーを接着しているところ。あと2本です。バ...

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クラシックギター(TE-1)の製作-30 納品

ユーザーさんは平素からお世話になっているギター界の大御所、中村昭三先生です。午後いちばん、奈良市高の原のお宅にお届けしました。フルコンのピアノも鎮座する小ホール風のお部屋で試奏されました。このお部屋でしばしば演奏会が催されます。お弟子さんの楽さんもご同席され、写真も撮っていただきました。さて、どんな音がしたのか? どんな感想をもたれたのか? 気になるところですが、ここでくちゃくちゃ書くのも失礼且つ...

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ラティスⅢの製作-2 トップ板選定

このギターはラティスブレイシング(格子状力木配置)でという指定です。ラティスタイプはこれで3台目になります。2階の材料ラックからいくつか候補を選びだして、それらを接いでみて、さらに気に入ったものをボディの形に切りとって、3mm弱ぐらいの厚みにして叩いて比較して ・・・ そのあと1枚に絞ります。写真の2枚とも欧州スプルースですが、右のほうはオーブンレンジで焼いて”ホットスプルース”と称して売り出されているも...

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クラシックギター(TE-1)の製作-29 完成!

この製作シリーズ、29回にて完成までいきました。なお、第30回が嫁入り(納品)ということで完結。ブリッジのサドルとヘッド部のナットをいずれも牛骨で作成して、弦高の調整をしました。「フォルテシモで弾いた時でもビリつかない最低高さ」を狙ってナットの溝深さとサドルの高さを調整しますが、これが簡単なようで決してそうではありません。今回は635mmというショートスケールなので、650に比べてわずかですが弦の振幅が大きく...

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クラシックギター(TE-1)の製作-28 駒接着

表面板の塗装も乾いて、今日はずっと天気がよさそうなので、ブリッジを接着しました。ブリッジを塗装前に接着して、弦を張って音を出してみて、場合によっては(あるいは最初からそのつもりで)表面板を少し削るというような方法もありますが、自分の場合は塗装後のほうが多いです。塗装後に接着するメリットはブリッジ周辺の塗装が美しく仕上がることです(特に着色するとき)。あらかじめ、ブリッジのサドル溝から表面板を貫通す...

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鉋刃の裏切れ直し

鉋も鑿も長く使っていると刃が減ってきて「裏切れ」になってきます。これを直してみました。▼裏切れとは刃の裏側の刃先の部分が狭くなった(あるいは無くなった)状態をいいます。この刃はもう風前の灯ですね。▼レールアンビルの斜面部に刃裏を密着させて、表側の軟鉄の部分を玄翁の角で慎重に打ちます。あやまって刃先を叩くとおそらく割れると思います。これで刃裏が「盛り上がる」ことになります。(訂正)アンビルのアールの付...

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2013弦楽器フェアに出展します

日本弦楽器製作者協会が主催する弦楽器フェアに初めてギターを出展することになりました。(今年から会員になりました)11月1,2,3日の3日間 場所は東京都千代田区科学技術館チラシ ⇒ http://www.jsima.jp/fairinfo/fair2013/fairinfojp.html出展者名簿 ⇒ http://www.jsima.jp/fairinfo/fair2013/20121101.pdfなお、招待券と優待券が若干手元にございます。ご入用の方には郵送しますのでメールでお知らせください。...

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クラシックギター(TE-1)の製作-27 艶出し(glazing)

前回とあまり変わり映えしませんが、セラックのフレンチポリッシング(タンポ摺り仕上げ)も最終盤です。これまでのタンポ摺りで出来た筋やホコリの付着、さらには導管周囲の盛り上がり、などで一見きれいでもよく見るとどこか垢抜けない感じがします。そんなときは迷わず「研ぎ」を入れます。今回は、#1000の水研ぎペーパを使いました。潤滑にはオリーブオイルを使います。研ぐときは塗膜が十分厚いことが必要で、さもなくば木肌...

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