2012/10/26

感想文に感激した

先日の葛上中学での授業のみんなの「感想文」が届きました。

それを読んで驚きました。先入観を見事に裏切られました。いい意味で、です。
きれいな日本語で上手に綴られているし、そして僕の話を本当によく聞いてくれていたんだなあと思いました。
彼ら彼女らのほうが巷の大人よりはるかに ・・・・・ 愚痴はよそう。

授業の最後でギターを演奏したことについて大部分の人が書いてくれてました。新鮮な体験だったことが伺い知れます。多少のお世辞も言える年頃だとは思いますが、皆がそれを書いてくれていたことがむしょうに嬉しいです。
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2012/10/25

この秋の新作

のギターは、頭の中のイメージだけで終わりそうです。いま製作教室のほうで生徒さんと取り組んでいるギターがけっこう面白くて、あの大胆な左右非対称なブレイシングがとっても良さそうなのです。次はこの延長線かなと考えています。

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とある県の特産木材(極めて美しい杉です)による箱型の弦楽器の試作を依頼されていて、そのデザインに頭の中の大部分が占領されています。
一方某銘木ショップから、店に置く「学習机」の依頼を受けてしまったので、久しぶりに家具屋さんもしなければなりません。

と思っていたら、1952年作という中出阪蔵ギターが持ち込まれました。全面再塗装と修理・調整です。松と国産楓とおぼしき組み合せで、年季の入りようはピカイチです。どんな音がするのか非常に興味あります。還暦を迎えたギターで自分よりもお兄さん、材料の使い方に当時の日本経済(・・・というより阪蔵氏の工夫というべきか)がいたくしのばれます。








2012/10/23

中学校で授業をしました

きょうは我が町、奈良県御所市は金剛山の麓にある 「葛上(かつじょう)中学校」に赴いて、ギター作りという仕事についてちょっとお話をしました。
以前にも二度ほど市内の別の中学生を対象に工房で行なったことがありますが、教室で行うのは初めてです。

今回は、一年生全員を対象とした六時限目の授業という感じでした。
インターネットとプロジェクター完備の教室で、ちょっとステージに上がったような気分でとっても愉しくしゃべることができました。

▼もともとは中学の先生(英語か国語の)になることが僕の夢でした
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▼手にしているのはギターの材料、後ろのスクリーンは自分のホームページ
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▼ギターを弾きだすと教室の空気がガラっと変わりました
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ひとつ年長のK校長先生はじめ、担当の社会科のT先生、そして最初からお世話になっているPTAのSさん、みなさんどうもありがとうございました。ほんのひと時とはいえ、長年の夢がかないました。ほんとうにありがとうございました。

そして生徒諸君よ!!
授業内容はともかく、初めて聞いた生のクラシックギターの音はどうでしたか? いい音してたでしょ? 
歩くとちょっと遠いけど自転車ならちょうどいい距離です。どうぞ誘い合って工房に遊びに来てください。
きょうの授業をきっかけに、ギターに興味を持ってくれたら最高に嬉しいです。
2012/10/17

2012テジョン国際ギターフェスティバル 参加レポ

お天気に恵まれた四泊五日でした。
ちょうど一年で最も過ごしやすい季節のようで、万博が開催されたという会場一帯には多く人々が憩っていました。

▼さまざまなコンサートが行われた会場ホール  その名も”芸術の殿堂”
後ろ姿で申し訳ありませんが、製作家の松村さんと井内さんです。
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▼私のギターを試奏してくれた沢山の方々 ・・・ それぞれクリックで拡大します
 コンサート出演のプロギタリストやコンクール出場者も会場に来てくれました
 日本からのミューズの山下代表、ギタリストの渡部先生、堀内先生の姿も見えます
 
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▼私のお気に入りのギターはこれ!
 「穴あきダブルバックギター」 革新的で芸術的でした
 作者はドイツのマイスターの資格を持つChoi,Moon-Seokさん(紫のシャツ)
昨年よりも格段に進歩していて、会場でもトップクラスだと思いました
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今年は現地のギター趣向を意識したギターを作って持って行きました。
奏者によらず、音が大きくて、はっきりして、伸びるタイプです。
それがまんまと的中したのが何とも面白くて爽快でした。

「このギターは、韓国の人が好きな音がしているネ」とか
「これいちばんダヨ」 と多くの韓国人が云ってくれました。
商談や問い合わせのメールなどもありましたが、
ハカランダなのであまりにも高すぎたようです。


私と渡部さんの間の女性は、通訳ボランティアさん(お名前失念)です。
たいへんお世話になりました。
いちばん最後の写真はホテル近くのショッピングモールにいた
キム・ヨナさんです。
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なお、楽しみにしていたアルバーロ・ピエッリの演奏は
都合によりなくなりました。残念!!
そのかわり、
バンドネオンとギターによる
血沸き肉踊るようなものすごい演奏がきけました。


2012/10/09

国際ギターフェスティバル2012/Daejeon

今年もテジョン国際ギターフェスティバルに行ってきます。もう4度目になります。
一抹の不安はありますが、芸術・文化と領地合戦は異質なものと信じます。

今回の新作は、ホットスプルーストップのラティスブレイシングという
現地向きの仕様です。さてコメントや如何に...

アルバロ・ピエッリのコンサートも楽しみのひとつ
そしてそして、おいしいお酒と宮廷料理(?)を前にしての友との語らい・・・・



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公式サイト  http://www.djigf.com/





2012/10/04

サイドベンディング装置

ギター製作教室の生徒さん用のマシンがほぼ完成しました。
本当はこれも作っていただきたかったのですが、時間の関係もあって今回は私が担当しました。
  →  製作教室のblogに関連記事があります


   ▼バーチャル vs リアル
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2012/10/01

かなりの良材だった!

またまた楽器用材の話題です。

これはアラスカ産シトカスプルース。天然乾燥済み楽器用材と謳われた材です。
今日入荷しました。長さ2m、幅は36cm~30cm、厚みは30mm。
予想に反して(ゴメン)、かなりの良材でした。なぜかというと ・・・・・
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▼木目 : シトカの上物ならこれくらいで普通でしょうか
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▼厚み30mmの木端側から見ても木目が途中で切れていない!!
  実はこの材の価値はここにあります
  あたかも鉈(ナタ)で割ったかのようです
  
  響板にしたとき、物理的強度が高くて、振動・音響特性に優れます
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★さすがに日本の老舗の材木屋さんの仕事。ちょっと見直しました。