2012/06/22

アサガオの日よけ

テレビでやっていたのを真似して、紐でこしらえました。
いちおう日よけにはなりそうです。

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花の名前はとんとわかりませんが、部屋の中にあるのはニューギニアインパチェンスっていうそうです。
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2012/06/18

ギター音楽大賞

第37回という伝統あるコンクールに初めて行ってきました。

己の一生懸命な姿を惜しげもなく晒す姿というのは、清々しくて心が浄化されます。
場慣れしている上級者の演奏でも、いくばくの余念もなく最後まで集中できた演奏には、やはり訴えるものがあったと思います。翻って、たまに人前で演奏するときは邪念だらけという我が身としては、いたく勉強になった次第であります。

副賞として私のラティス第1号ギターをもらってくれる最優秀賞は、東京の 長(おさ)佑樹 さんに輝きました。帰途、多少の寂しさも覚えましたが、ギター自身は大喜びしているでしょう。せいぜいかわいがってくださいませ。

最後になりましたが、中村昭三先生ご夫妻、実行委員の方々、そして11人の審査員のかたがた、朝早くから夜遅くまでたいへんお疲れさまでした。
2012/06/16

Lattice2:bridge inlay

これまで、ブリッジには緒止めのところに弦によるキズ防止のため細い骨棒を向かい合わせに2本入れるだけでした。
ギター以外の木工作品でもそうですが、特段の意味もなく無用に飾り立てるのは好きではないからです。
ところが今回、何を思ったか、ちょっと飾ってみたくなりました。ブリッジにこんなことをするのは初めてです。

▼菱形は白蝶貝。ダブルホールのブリッジ、ウイング部はまだ成形してません。
craftm_ov_brd.jpg
2012/06/13

ギター製作教室を開設しました

HPに 内容を公開 しました

この場を借りて宣伝・公募いたします








2012/06/12

ギター製作教室開講(予告)

表題の件、冗談ではありません。
子供の頃から教師になりたかったくらいで、何かを教える仕事にあこがれていました。

近々HP上で公募する予定です。希望者が複数のときでも、日を変えて 「マンツーマン」 で対応するのが基本です。
これによって、決して広くない我が工房でも実現可能となりますし、なにより、受講者が「先生」を独り占めできます。

目下、詳細検討中です。


craftm_crm9_Br.jpg


2012/06/08

Lattice2:routing binding channel

ギターのハチマキ(バインディングといいます)を埋める溝をトリマーで彫ります。木工的には「段欠き加工」といいます。

ここ何年か市販の治具(マクド製)を使っています。これは、トップやバック板の凹凸状態には全く関係なく、あくまで垂直に刃を降ろせるというシロモノです。

切り込み深さは刃の下に付けるガイドベアリングの径で決まります。治具を買うとこのベアリングがいくつか付属してきます。工房にはマクド製のほかLMIのもあるので、たいていの横板およびバインディングの厚さに対応できるのですが ・・・

今回のように中途半端な厚みとなって、どのベアリングでも対応できないこともあります。こういうときは、写真のようにマスキングテープを巻いて「補正」します。今回は2重に巻きました。これでベアリングの半径が0.2mmほど大きくなったことに相当します。

ベアリングに直接テープを巻く方法も考えられますが、これは少々リスクが発生するように思います。

craftm_ov_bdrb.JPG
2012/06/03

Lattice2:side bending

横板は1.9mm厚のブラジリアンローズウッド(ハカランダ)です。

事前にお風呂に浸けておきました。このとき重しを載せなくても板全体に水がかぶったので、比重は1に近いと思います。ちょっと重めのハカランダですね。

手製のベンディング器と市販のヒートブランケット(LMI製)を使って横板を”ホイル焼き”のようにして曲げます。
1.水がしたたる材料をそのままアルミフォイルで包む
2.かたくて重い材料なのでヒートブランケットの設定は320度Fとしました
3.写真の状態になるまで10分近くかかります。そのあとさらに5分ほど放置
4.温度設定を180度Fにして10分ほど放置
5.電源OFF 冷めたら材料を取り外して外型に固定

以上の手順で、今回はベンディングアイロンでの手調整は必要なしでした。

craftm_ov_sb.JPG
2012/06/01

LatticeⅡ:select sound_board

前作に続いて格子形力木配置のギター、名付けてラティスⅡ。

まだ1台しか作ってませんが、友人の同構造のギターなども含めて考え合わせると、ラティスのアドバンテージは全域にわたってバランスをとりやすいのと、音のダイナミックレンジの広さだということがわかりました。非常に強く弾いても音がつぶれないので楽音かどうかは別にしてデカい音が出るのも特長でしょうか。それは耐震壁のような筋かい構造による板の剛性の高さに起因するものと推測しています。

一方ディスアドバンテージは、あの音色かなと思っています。「眠たい」あるいは「モノクローム的」、そういう音が混じっているように思います。個人的に最も好きなあの伝統的なスパニッシュギター(20世紀前半の)のサウンドではありません。全くの私見ですが。
で今回は、ラティスの長所を残しつつ、音に色彩感をというのを目標に据えました。

<まずは表面板の選択>
・目標からして杉材は除外
・「軽くて固有振動数が高い」スプルースの中から2枚選んで、サウンドボードを完成まで製作した
・出来上がった響板のあらゆる所をマレットで叩いて聴音。周波数のスペクトルデータも比較したが、自分の官能を優先
 一方は「コーン」という音、他方は「カーン」という音に「ガーン」も混じる感じがあった
 低音の「ブーン」や「ブルブル」は大差なし
・そういえば前作ギターも「ガーン」が入っていた


弦の音は板の音に似るか?どうかのチェックのために、「コーン」の方を選びました。
とうもろこしみたいですね。