2012/05/30

アルハープの演奏

アルハープの話題はほんとに久しぶりです。
先日、先生から最近録音したCDをいただきましたので何曲かアップしてみました。
2007年春に誕生したのでちょうど5年になります。

<曲順> 
 
 主よ人の望みの喜びよ(J.S.バッハ)
 きらきら星(フランス民謡)
 メヌエット(クリーゲル) 
 四季の冬より(ビバルディ)
 さくらさくら(日本古謡/山田耕筰)
 G線上のアリア(J.S.バッハ)

youtube
にはこのほかにもたくさんアップされてますので、
あわせてお楽しみくだされば幸いです。





2012/05/30

ラティスギターの製作 : ライブ録音(続)

昨日に続き、今回は生駒市のTakadaさんの演奏です。

ヴィラ・ロボス エチュード1番 、 アルハンブラ宮殿の想い出
2012/05/29

ラティスギターの製作 : ライブ録音

昨日の日記に書いた製作家交流展/サロンコンサートで録音できる機会に恵まれました。
録音機材 : デジカメ(canon IXY) 、 奏者 : hizakinetさん 、 HSPTさん

BWV1056よりラルゴ (J.S.Bach チェンバロ曲)


パルティータ イ短調  (ロジー)


パルティータの続き


種まき歌 (鈴木 巌)


エチュードイ長調、ワルツ イ長調  (アグアド)
2012/05/28

第一回ギター製作家交流展&工房サロン・コンサート

展示ギターのみを使ってコンサートをするという、製作者にとっては願ってもない嬉しいイベントでした。
たくさんのギタリストにいろんな曲を弾いてきかせていただきました。いつの間にか、ギターのチェックを忘れて音楽に聴き入っておりました。
それでもいっぱい刺激をもらって、いっぱい勉強させていただきました。
主催者のTotanさんはじめ、皆様ありがとうございました。
次回からも楽しみにしております。

▼右側手前の2台を出させていただきました
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皆さんの写真は、こちらにございます。

2012/05/26

薔薇と糸杉

紅いバラがいちりん咲きました。いつもいちりんだけです。

となりの背高は種から成長した糸杉です。もう4年半になります。
あと100年もすれば、これで国産糸杉のフラメンコギターが作れるでしょうに。

奥にあるのはキンカン。ひよどりが食べ放題にしています。
工房にお越しのおりに、よろしければどうぞ。


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2012/05/19

ラティスギターの製作 : 考察と今後について

日をおうごとに更に鳴りだした。たとえば1トンそこそこの車に260馬力のエンジンを積んだようなイメージ ・・・ ちょっと言い過ぎ。おもしろいギターだ。

2.0mmしかない響板、ペラペラ・ドスンドスンの音かと心配したが、筋かいだけで構成された力木のおかげでそんな感じはない。低音の鳴り方は振動解析の結果を反映していると考えている(200Hzまでフラットだった)。弦をはじいたときの振れの減衰がいたってスムーズなのである。6弦5弦ともハイポジションまで音が詰まらない。

高音はといえば、自分の好みとしてはもうちょっと色合いが欲しい気もするが、それはプレーヤーの表現力の範疇として残しておくべきと常に仰る某プロギタリストのような向きにはひょっとしたら合っているのかもしれない。

今回、可能な限り軽量に仕立てたが(総重量:1510g)、横・裏の厚みやバーの数を増やせばおそらく音色はがらっと変わると思われる。そういう意味でハカランダやグラナディラ材は面白いと思う。メープルならば、裏板を5mm厚ぐらいのドームに削り出したい気もする。

次作は、今年度後半に数多くひかえる展示会用のモデルだ。ラティスでいくことに決めた。
格子自体にアレンジをするか、それとも板の種類を変えてみるか。ちなみに同県の製作家M氏はラティス配置で更にブリッジバーを付加したギターを製作中で、これはたいへん興味深い。

表面板はどうしよう。ノーマル、レンジ処理、スモーク処理、燻煙熱処理 ・・・
とりあえず全部接いでみようかな。
2012/05/17

ラティスギターの製作 : 完成

新しい楽器に弦を張るのは今月3台めです。

力木がラティス(格子)配列のギター、いくつか弾いたことはありますが作るのは初めてでした。

弦を張ってまず驚いたのは音の大きさです。低音も高音もですが、どちらかというと低音がかなりリッチです。それでいて輪郭がはっきりしているのいで、ガンガン弾くとおそらく出しゃばり過ぎになるでしょう。

中音から高音域は声量はありますが、私の楽器としては高周波の倍音が少ない感じです。なのでバッハの曲はともかく、きらめくような「色彩感」の演出は奏者に委ねられるかもしれません。異種楽器とのアンサンブルは面白いかもしれません。
参考までにウルフトーンですが、3弦3FのBbとHの間ぐらいですね。やはり普通とは違います。

6月中ごろまでなら工房で試奏していただけます。また5月27日には京都山科での音楽工房主催「ギター製作家交流展」に持参する予定です。
すでに公表されているのでここで発表しますが、このギターは第37回ギター音楽大賞でグランプリを受賞された方へのプレゼントとなります。

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今回は何を思ったか、工房の裏で撮影しました。


2012/05/16

アコギ(J-45/50)の製作:レコーディング

工房で録画しました。弾き比べですね。
奏者は奈良県五條市のスパゲティハウス・シエロのオーナーシェフ竹村さんです。彼はピアノ調律師でもあります。

デジカメとこわい顔したおっさん(ぼくです)を前に、ほぼワンテイクでOKでした。通常こうはいきません。さすがです。
録音はデジカメ(CANON IXY)、マイクなし無処理です。

最初に基本編、次に岸辺眞明さんの「花」を弾いてくれました。
違いがわかるでしょうか? あなたならどちらになさいますか?













これらのギターの詳細はこちらを。
2012/05/13

アコギ(J-45/50)の製作:完成

工房開設してはじめての2台の鉄弦ギター、半年近くかかってようやく完成しました。
クラシックギターの手法も取り入れているので、どこかそんな響きもします。
こんな鉄弦のギターでもやっぱりいつもの自分の音がするなあと感じました。

詳細はこちらにアップしました。

2台のうち下のモデルは近々お嫁にいきます。
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2012/05/12

ラティスギターの製作:グレイジング中

セラックニス(シェラックニス、シケラックニスでもOK)のタンポ摺り塗装、所謂フレンチポリッシングも終盤です。
ニスの厚みが十分になったと判断したら、タンポにアルコールだけをつけてひたすら磨きます。これをグレイジングというようです。
グレイジングではアルコール量がポイントで、付け過ぎると塗膜がはげるなど欠陥をきたしますし、少なすぎると役を成しません。
タンポの動きは常に木目に沿って、そして徐々に強めに抑えつけながら直線運動をします。タンポの綿布の織り方向を確認して動かすことも大切です。
グレイジングの目的は、セラック塗り時のオリーブオイルの除去と細かいタンポ跡の除去です。

上手にグレイジングすればコンパウンドなどで磨くよりもキレのある鏡面が得られますが、その前工程の出来映えにも左右されるので、なかなか難しいです。毎回これが完璧にできる人はフレンチポリッシングの名工だと思います。ちなみに知人の製作家にこの名工さんがおられます。札幌在住です。

▼フラッシュを当てているのでちょっと赤っぽいです
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▼今回はPEARLというセラックにサンダラックとマスチックを添加したものを使いました。ほとんど無色ですね。
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