2011/08/30

いまどきのOSは

今、youtube を観ている最中にパソコンがおかしくなった。画面が突然MS-DOSに戻って コアダンプ を始めたのだ。

昔は、こんなときにはダンプした内容を人間が分析して、リカバリーするのにああでもないこうでもないを延々と繰り返したものだ。

とくにあのUNIXではよくこういう目にあった。

しかしこのパソコンのオペーレーティングシステム(Windows VISTA Homepremium Service pack2)は自分でこれをやってくれる。

なかなかどうして大したものだ。というか、こうでなければみんなが安心して使えないだろう。CHKDSKもちゃんとバッチに組み込まれていて3ステージにわたってかけてくれる。

かくして何ともなかったかのように無事立ちあがった。もちろんダンプファイルは自動的にリムーブされる。

コアダンプの分析結果を見る手段はあるのだろうか?

それとも僕に内緒で Miicrosoft社に吸い上げられているのだろか? きっとそうだ。




2011/08/28

ラプレ21C -4 裏板削り(2)

今日は、裏板の削り出し。
今回のために、24mmの反り鉋と同サイズの四方反り鉋を新調した(写真)。購入先はいつもの新潟の平出商店さん。信頼できる。
四方反りの刃は円弧なので 「回し研ぎ」 でなんとか刃を付けた。

予めルーターで「等高線に沿って棚田加工」をしてあるので、鉋で段を均していく。この工程はシュルシュルと気持ちがいい。裏金付きなので鉋クズも詰まらない。
段が完全に無くなったら、スクレーパの出番。0.5mm厚と0.3mm厚の2枚(写真)を使う。0.3mmのほうの一辺はグラインダで円弧上に成形してあるので今回のような場合、極めて使い勝手が良い。
なお、スクレーパの刃付けは写真のダイヤモンド砥石が便利。

納得いくまでスクレーパをかけたら写真のオービタルであらかたサンディング。
一応この状態にしておいて、内側(裏側)の彫りにはいる。
板厚2.5mmから3mmに仕上げる予定。

▼写真ではわかりにくいですが、中央部で16mmの厚みがあります。
craftm_Lp2_bs.JPG


▼本体側。これから裏板用のライニング(上の写真に写ってます)を接着します。
  本家ラプレヴォットよりもまだスリムな胴体にしました。
  でも胴の長さは490mmでモダンギターなみです。弦長は642mm。
craftm_Lp2_pb.JPG




2011/08/24

ラプレ21C -3 響板裏補強

ちょっと思いきったことをしました。いま接着しているのは、ハカランダの木片です。厚みは1.5mm。

これは何かと申しますれば、ブリッジピン穴の補強板であります。鉄弦アコースティックギターの手法を拝借しました。
今回、弦の末端にビーズ玉を付けてブリッジピンを押しむ方式にします。そのビーズで柔らかい表板が凹むのを防ぐのが目的です。

こんなところにスプルース以外の木を貼るなんてと思いましたが、考えれば表側にはもっとゴツいブリッジが乗っかるわけでして、合計の目方さえ適切であればという目論見です。

このギター、一応現代の標準ピッチ対応で考えてますので、今回はサウンドホールの上下にも補強を付けました。

craftm_Lp2_Sblf.JPG







2011/08/22

ラプレ21Cの製作-2 裏板削り(1)

18mm厚のマホガニーからドーム型に削り出します。最終的には3mm弱の均一な厚みにする予定です。
前回作と同じでは面白くないのでちょっと自分なりにアレンジしてみます。

アレンジするのはドームの断面形状です。
今回はパソコンできっちりと ”等高線” を描きました。
その等高線どおりにルーティングして、四方反り鉋とスクレーパで滑らかにします。

▼ルーターのプレート上に貼り付けているのは裏板材のハギレ。これを貼ることで気軽に安定して作業できます。
 その理由は ・・・ ハギレの厚み=裏板の厚みなので、という説明ではわからないでしょうね。
 ルーターの手前にあるのはマスク、向こうにあるのは耳栓。いずれも必需品です。
craftm_Lp2_br.JPG





2011/08/21

いいね!

このblogにもその機能を設定してみました。

mixi と facebook の ・・・ 他人のふんどしで相撲をとっているみたい。


2011/08/20

ラコートのお渡し

きのうの日記に書いたギターが、きょう引き取られていきました。あの楽器にはいろいろと経験させてもらいました。

そのかいあって、ユーザーさんにかわいがってもらえるようなギターになったと思います。

遠路はるばる、朝早くから高速をとばして来てくれたYさん、このたびはありがとうございました。

さて、写真の一升瓶はそのYさんにいただいたものです(横にいるのはモモです。もうこんなに大きくなりました)。

地元販売店さん限定だそうです。その名も「戦国七武将」。

で、さっそくいただきました。私の好きな甘口です。いつもの奈良の地酒よりは数段洗練されています。我が家の晩酌にはちょっと立派かな。しばらくは贅沢な夕餉になりそうです。


sb_w_momo.JPG


<以下、販売店の橘屋さんのHPよりそのまま引用 >

・・・・武将は、豊臣秀吉の子飼いの武将で地元の旧美和町が生誕地、それぞれが一国一城の主となって全国各地の殿様として出世した人物ばかりです。

お米も地元産のなんと減農薬うるち米を使用。

4段仕込みの切れのよいやや甘口に仕上がっています。

是非一度ご賞味ください。

戦国七武将 蜂須賀小六・蜂須賀家政・福島正則・福島高晴・豊臣秀次・三好好房・溝口秀勝



2011/08/19

ラコート7弦の製作-17 完了

ケースの金具が入荷するまで17日もかかりました。USAからなんですが、何も考えずに「航空郵便」と指定したのが間違いのようでした。
その金具が今日来ました。それをを付けて、ようやく完成です。
で、もう明日、お嫁に行ってしまいます。あぁ~。

この楽器、150年以上前の型ですが、材料は21世紀!!です。歳の頃なら18、9ってとこでしょうか。
初々しいのですが、もうじゅうぶんエレガントなんです。

舞台上での晴れ姿を楽しみにしたいと思います。

▼コフィンケースですね。総桐です。濃いめの渋めに着色してオイルウレタンをかけて
  ワックスで拭きました。パッチン金具は向こう側にも付いています。
craftm_Lchp_C0.jpg


▼内装はフェルト張り。ネックの下にちょっとした収納箱があります。
   ギターのサウンドホールに付いているトルナボスは着脱できます。
craftm_Lchp_c1.jpg




2011/08/18

ラプレ21Cの製作 -1 裏横製材

先日の日記で、「21世紀ギター」 と風呂敷をひろげたギターの製作を開始しました。

といっても全くのオリジナルではなくて、前々作のラプレヴォットを大きくしたような感じです。あの楽器の可能性をもう少し試したいということです。以降「ラプレ21C」と呼ぶことにします。
頭の中にある音のイメージはその日記に書いたとおりですが、果たして...。

実験モデルです。首尾よければ、10月のテジョン国際フェスに出展するつもりです。
糸巻きを木ペグにするか機械式にするかまだ悩んでいます。

▼ホンジュラスマホガニーです。これが横板、裏板になります。ほぼ四方柾の材です。
craftm_Lp2_hmq.JPG


▼バンドソーで割ります。薄い方が横板、厚い方が裏板用(今回も削り出します)。
  材幅があるときは、このようにガイドに丸棒を付けると真っすぐ挽きやすいです。
craftm_Lp2_rp.JPG




2011/08/12

おやすみ

暑いのにもほどがある。

気温だけなら 「セビーリャやコルドバよりましや」 と思えるが、これに湿気が加わるともはやバンザイ。あちらとは全然違う。エアコンをガンガンに入れても徒に電気を喰うだけだし、無理に作業するというのは大げさだが今の自分の生き方に反する。

こんな日は、涼しい家の中でネコと遊ぶに限る。
そのネコたち、ギターの音色が大のお気に入りだ。その音が鳴るとどこに居てようが脇に来て、すぐにコクンと眠ってしまう。
そう、モモもラーもお揃いで。

そして、その姿を見てぼくも眠たくなってしまう。

おやすみ。







2011/08/11

ラコート7弦の製作-16 ウルフトーンの制御

弦を張ってから日増しにこのギターの持つエレガントさが感じられるようになってきました。

ひとつ気になることは、ウルフトーンが5弦1F(B音)から2F(H音)あたりにあることです。つまりここがこのギターボディの共鳴点ということです。ドスンという音が混じって強く弾弦するとフレットに接触してびびることもあります。

これは、ボディ容積とサウンドホール径により必然的に発生するものなので、板を削ったり力木を加減しても基本的に変化するものではありません(表面板のもつ共鳴点とは違います)。

サウンドホールはいじれないし、ボディの中に風船か何かを入れて容積を変えるのもイマイチなので、例のトルナボスを付けてみることにしました。深さ36mmで、とりあえずはボール紙製です。

すると予想どおり共鳴点が下がりました。GからG#の間(6弦の3Fから4F)です。弾いてみると6弦のその箇所ではかすかに感じるものの、5弦のくだんの箇所はすっきりとクリアーになりました。しかも全体的にも響きが良くなったようです。
ということで、木製の本番トルナボスの製作にかかります。もちろん着脱可能です。

サウンドホール径と胴の深さに関して最適化の余地があるという結論です。>ラコートさん、コストさんへ


▼上のグラフがトルナボス装着前、下が装着後
 点線のところのピークが124.5Hzから102.5Hzに下がりました。これがボディ共鳴点です。
 なお、その右にあるピーク位置(表面板の共鳴点)と、それ以降の波形も変化しています。 
hikaku.jpg