2011/07/29

ラコート7弦の製作-14 ケース設計

塗装が乾いたらブリッジとテールピースを装着するのですが、その間を利用してケースを作ります。

まずは図面作成です。前回と同じく今回もコフィンケースです。材は桐。

▼棹の下には、棹ホルダーを兼ねて収納が付きます。 大きさ : 992L x 354W 
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2011/07/28

おんぱら祭りのご案内

先日(21日の日記)でお知らせした 「おんぱら祭り」 のご案内です。

▼当方の出番は 16:30~17:00 です (クリックで拡大)
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デュオの名前を 「音楽夢工房」 といいます。どうぞよろしく。
これは、知人がデザインしてくれたポスターです
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2011/07/26

ラコート7弦の製作-13 本塗装

塗装は全面ともセラックニスのフレンチポリッシング(タンポ摺り)としました。

ニスはKUSMIのボタンラックに黄色系の顔料を調合して作りました。
このセラックはワックス成分が多いので、塗膜は物理的にも感覚的にも柔らかい感じになります。

▼表面板以外は、もう少しスリスリします
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▲表面板の一番下に穴が3つあるのは、テールピースのダボ用です。






2011/07/24

増井一友さんの演奏会

きのう、奈良の新大宮まで行ってきました。

楽さんといっしょに早めに行って楽屋にちょっとお邪魔しました。実は、この機会に拙作をみてもらおうと、例の「ラプレヴォット」を携えていったからです。
すると、すぐに手にとってその日に演奏するバッハやレニャーニの曲などを弾いてくださって、大感激。持ってきてよかったと思いました。

さて本番は、ブーシェ1979による増井さんの芸術を堪能することができました。あまりある豊かな響きとエレガントさを併せ持つ楽器を体の一部のように操っておられました。変な表現かもしれませんが、しばしヨーロッパの国に居るようでした。

<曲目>
 バッハ : サラバンドとトーブル
 レニャーニ : カプリースより3曲
 武満徹 : シークレット・ラブ
 ファリャ : ドビュッシー賛歌
 プーランク : サラバンド
 ターレガ : アランブラ宮殿の想い出

コンサートが終わってから、駅前のイタリア風バルでワインタイム。先生はワイン通で有名なことは承知してましたが、さすがにさすがでした。料理もなかなかでしたので、このお店わたしの抽斗に入れておきます。

▼楽屋での楽さんのスナップショットを拝借しました



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増井先生と楽さんの日記です (もしリンクできなかったらゴメンナサイ)

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1754075312&owner_id=3225640

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1753938283&owner_id=20496629




2011/07/21

おんぱら祭りでライブ演奏します

久々にアルトサックスの出番です。
いつものピアノのK先生とのデュオ。野外のライブです。

とき   7月31日(日) 出番は16時半ごろ
ところ  奈良県桜井市三輪 大鳥居横のお祭り広場(R169沿い)

三輪明神おんぱら祭りのイベントのひとつとして演奏します。(入場無料)
当日、日が暮れてからは2000発もの花火が上がるそうです。

曲目:
 ありがとう(いきものがたり)
 また君に恋してる
 四季の歌から夏のメドレー
 ダンシング・クィーン
 オネスティ
 

http://www.rurubu.com/season/summer/hanabi/detail.aspx?SozaiNo=290005
2011/07/20

ラーです。よろしく。

ちょっとわけあって、子猫が家に来ました。
紆余曲折のすえ名前は「ラー」になりました。どうぞよろしく。

このラーちゃん(どうやら♂のようです)、来た日から3日間ずっと窓枠の上で昼も夜も鳴き(泣き)通してました。
そして私たち人間を怖がって触ることもできません。

その窮状を救ったのは、仕事師で有名なモモちゃんでした。
彼女はある日の夜中、怖がるラーを何時間もかけてなだめたり説得したりして、遂に心のクサリを解き放つのに成功したのです。
私はその光景を階段の上から一部始終みていました。

さてその後は堰を切ったようにすさまじい勢いで二人は仲がよくなりました。
モモは生後10ケ月、ラーは3ケ月なんですが、あるときは親子、あるときは遊び相手、あるときはお互いがオモチャ。。。

ただ依然としてラーはわれわれ人間にはまだなついてくれません。モモもそうなるようにいろいろ演出してくれるのですが、今一歩の状態です。


▼耳を澄ますと、ラーの「チュッチュッ」と「ゴロゴロ」が聞こえます
 右上にちらちら写っているお盆の絵と奇しくも同じペアーです
2011/07/19

ラコート7弦の製作-12 目止め

きょうは、第7弦用のナットとして黒檀を削り出してヘッドに設置しました。
これで工作物はすべて終了して、仕上げ工程に入ります。

まずは下地処理ということで、サイドとバックを平滑にして目止めを行います。
この「平滑に」という作業は家具でもそうですが、最終的な工芸的洗練度を決定付けます。
あらかた均すのはオービタルサンダーやスクレーパでOKですが、最後は木目に沿ってのハンドサンディングしかありません。
このとき、サンドペーパを貼る台を適材適所でいろいろ使い分けるのコツです。木にコルクをはったもの、ウレタンゴム、消しゴム ・・・ etc。
それと、切れないサンドペーパはNGです。木の柔らかいところだけ削れてしまうからです。

口はばったいことをあえて申せば、手作りの味とか称して適当で済ませるのはプロでは通用しません。一見ラフな面に見える仕上げもプロは一旦完璧に平滑にしてからその「ラフ」を創り上げます。

今回のサイド・バックはメイプルです。この材は散孔材(導管が細かくて散らばっている)で且つ緻密な材料なので目止めしなくても本来大丈夫なのですが、どのみちバインディングやブリッジやヘッドプレートには必要なのでサイド・バックもついでに行いました。
目止めには、例によってZ-POXYを使います。いたって手軽に塗れるので十分「ついでに」に行えるのです。

ただ、塗るのは手軽ですが剥離するのはそれほど容易ではありません。自分は良く目立てしたスクレーパと#320のサンドペーパを用います。それなりに根気の要る仕事ですが、そのあとにくるセラック塗装での爽快感を思い浮かべながら作業します。

▼Z-POXYを塗布した状態です
 上のほうにブリッジとテールピースも写っています
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2011/07/16

ラコート7弦の製作-11 テールピース

今日は日曜日なのを思い出して仕事は早めにおきました。

昨日の日記に書いたテールピースを加工しました。
3本のダボを打ち込んでボディに固定接着します。ダボはテールピースと同材で作りました。
最終的にダボの頭が見えますが、これでオリジナルどおりです。
テールピースの先についている黒檀は弦止めです。7弦用の穴だけは少し大き目にしています。

ブリッジはオリジナルと同形ですが、材料はハカランダにしました。
サドル溝にささっている爪楊枝は表面板を突き抜けています。これでブリッジの位置決めを果たします。

なお、テールピースとブリッジはボディの塗装後に取り付けます。


▼あともうすこし曲面的に成形します
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2011/07/15

ラコート7弦の製作-10 フレット打ちなど

やっと暑さにも慣れたのか、バイオリズムもよくなってきた感じです。

きょうは朝に指板を貼って夕刻にフレットを打ちこみました。
このギターの指板は12フレットから上は表面板から8mmほど浮いています。いわゆるRFの元祖ですね。
浮いているといってもチェロみたいではなくて、指板両脇と表面板の間には角材のスペーサーがあります。
このスペーサーの調整にけっこう手間取りました。理由は指板と表面板が平行ではなく、一定の角度がついているからです。

ということで今回12フレットから24フレットまでは、あらかじめフレットワイヤーを打ちこんだ状態にしてから指板を貼りました。
もし指板を貼ってから叩きこむと確実に割れそうだからです。

それと今日はこのギターのシンボルともいえる「テールピース」を作りました。まだ完成していませんが、そのうちお見せできるでしょう。
その材料はハードメイプルを柾目取りして使いました。そして、テールピースの先端には黒檀の弦止めが付きます。

▼この「顔」は初登場ですかね
craftm_Lchp_afr.JPG



2011/07/12

水汲み&温泉

これから洞川のごろごろ水の採水に行ってきます。
手が凍えそうなって云えばいい過ぎですが、それほど冷たい水です。
大峰山の麓、気温もこちらよりは5℃から場合によっては10℃も低いので納涼にも最適です。
家から小一時間で行けます。
そして帰途はいつものように下市温泉に寄って食事と心身のリフレッシュ。