2011/01/30

お昼の新年会

ポリテクセンター時代の仲間と正午スタートで行ないました。今年でもう8年ですって。

まだ鍋に火を点ける前から、わいわいがやがや、けんけんがくがく、ぴかぴかどんどん、やかましいの何のって。
ふだん、しゃべらせてもらってないの?みたいな。

先生も参加していただきました。皆さん、自分と一回りほど違うのですが、心身とも光輝くばかりにお元気、というかそんな形容自体が失礼です。会場は、香芝市磯壁のMSという仕出し屋さん。よせ鍋、呑み放題で2時間あまり。あれもこれもおなかいっぱい堪能しました。

ところで、なぜかいつも乾杯の時の発声を命じられます。
いうことは決まっています。 「僭越ながら、今この瞬間はもうやってきません。なので楽しい時はもちろん、そうでないときだって、最高に楽しんでいきましょうね」。

ニ次回もホットコーヒーひとつで一時間以上ぺちゃくちゃ。ほんまに仲がいいんです。

帰途のJR和歌山線、遥か遠くにあるはずの大台ケ原連山が、くっきり信州の山みたいに真白に輝いていました。



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2011/01/29

7弦ギターの製作-2 ロゼット

ロゼットはけっこうな手間が要る割には音には関係ないのですが、自作する作者も少なくありません。
アイデンティティの演出というか、自己顕示というか、自己満足というか.....。

今回もいつものデザインですが、モチーフの寄木を埋めるドーナツ板に今回はグラナディラ(アフリカブラックウッドともいう)という黒くて堅い木を使います。クラリネットやオーボエに使われる材料ですね。

グラナディラを4mm厚まで平面にサンディングして、
プリントアウトしたロゼットの図面を糊で貼ってから、
バンドソーに自作の円盤カット治具を付けて、円形にカットします。
そのあと6.4mm(2分)の角ノミで四角い穴をあけます(それが写真右側の黒い円板:これがグラナディラです)。

そのあと、バンドソーで円板の内側をカットします(写真の左側の輪っかになります:これはチェリー材)。

その輪っかを表面板に彫った溝にはめて、当て木を当てながら接着しているのが下の写真です。

この輪っかのさらに内周と外周に、何本かの細い色つき棒とヘリンボーン細工のリングを象嵌することになります。

P1050921.JPG


四角穴にはめ込む寄木を作っているところです。接着中です。材は、マホガニーとケヤキとカエデ。
接着したら、右側に立っているように中央部を6.4mmの角柱に切り出します。
これが金太郎飴よろしく、穴に納まるわけです。
今回は地板が黒いのでお互いが目立ちそうです。
P1050926.JPG




2011/01/28

寒中歩行

気温が低くても風が無い日は散歩に適している。
夕方に小一時間、早めに歩いたら手足の先までポカポカになった。

カメラを持っていない日は、きょうのように沢山の野鳥たちに出会うことができる。
きょうは、アオジやシジュウカラも見ることができた。

鳥や遠くの山を見ながら、頭では、
作りはじめたギターと、友人の製作家がくれた英文メールを反芻していた。

曰く "今年も忙しく働けるといいね・・・to make master quality guitars with soul."



週明けはもう立春




2011/01/27

7弦ギターの製作-1 はじまり

ま新しい作業台でまず作るのは7弦ギターです。ノーマル6弦ギターに低音弦が1本加わります。依頼主と綿密に打ち合わせをしてあるので、スムーズにスタートできました。
松/ハカランダのギターです。

まずはボディとヘッドのテンプレート作りからです。
いつものようにパソコンで作図したプリントアウトを、ベニヤ板やプラ板に貼って糸鋸などで切って成形します。

ヘッドには7弦用の糸巻きが付くので、それ用にデザインしました。モチーフはいつもの形を踏襲しているので一目で識別できます。弦とヘッドが接触しないようにという要望には、三次元の作図で対応しました。

今回ボディ形状を若干変更しますので、横板のベンディングマシンの型や「外型」を新作せねばなりません。
なので、例の30mm厚のシナランバーコア材をたくさん買いこみました。
まだまだ先は長いです。

きょう、材料棚から表面板を2セット選択してドラムサンディングから始めました。
あしたは、はぎ(接ぎ)です。

▼工房のドラムサンダー  ギター作りのために生まれてきたような・・・・・
drum_sander.jpg




2011/01/23

ワークベンチの製作-10 完成

天板面の塗装が完全に乾いたらサンディングする作業だけ残っていますが、まあ完成ということで。
結局、ひと月半かかりました。手間・工数はギターなみです。

天板面だけは、サンディングシールをしてからクリアラッカーをこってりと数回塗りました。(それ以外はすべてセラックニスです)

▼奥に見えるのは、いままでお世話になった作業机。隔世の感があります。
  今回のは地上高を高くしました。その高さを自分に合わせることが、作業机の最大のポイントだと思います。
  天板は、檜の破風板材から柾目取りしたものをいくつも接ぎました。
P1050887.JPG

▼横からみたところ 脚部と天板はヒノキ、テールバイスはカシです。
P1050898.JPG

▼収納部は広葉樹
  抽斗の前板と扉の枠はハードメープル、縦横の桟はミズナラ、引き手もミズナラ、扉の鏡板はタモ。
  抽斗は前板を枠内にきちんと納める ”インセット” 様式。
  ちょっとわかりにくいですが、扉の枠の組み手は建具でよく見る ”面腰ほぞ”。
P1050897.JPG

▼テールバイスです 写真のようにバイスと机の穴に角材を差し込んでこの間に材料を固定して作業します
P1050912.JPG


▼木工バイス  市販品です。ハンドルを回さなくても開閉できるクイックアクション式。
  バイスの天面と天板面はツライチ。
P1050907.JPG

★近い将来、”ポニークランプ” を利用してギターボディ専用のクランプ機構を付ける予定です。







2011/01/21

ワークベンチの製作-9 塗装

抽斗や扉の引き手の材をミズナラにするかウォールナットにするか最後まで迷ったが、ミズナラにした。

これで使った材は、ヒノキ、アカマツ、モミ、ハードメイプル、カシ、タモ、ホワイトアッシュ、ミズナラ。
ということで濃色系の材は遂に使わずじまい。

ワークベンチに塗装は要るのか、という疑問もあったが、ほこりや汚れのガードないしは除去のためにはやはり必要だ。
となれば、何を塗るか?
手軽で塗りやすく、後々のメンテナンスも考えれば、ここはセラックニス以外にあるまい。

ギター用に昔買って一回も使ったことがない、岐阜セラックのPEARLを使う。
細かくていまだにサラサラのフレークなので、ストーブの上で1時間も湯煎すればもうOK。溶媒は無水エタノール。

液は淡い褐色だが、塗るとほとんど無色。自分は依頼品でない限り木に着色することはない(ギターは別)。
木は、水による「塗れ色」がいちばん美しいと思うから。

写真は次回アップ予定。


2011/01/13

賀詞交歓会

昨日、中之島のAホテルまで行ってきた。
元会社の管理職OBと現役幹部の集まり。昨年は欠席したので、懐かしさがつのる。

自分の歴代の上司も大勢見えた。みなさん益々ご健勝でなによりだ。
八十以上の大先輩から今年はじめて参加する「新人」まで年齢層も多彩。
この会はお互いの息災ぶりを報告する会でもある。

早期定年のぼくがまだ一番年下。ふつうは60歳からなのに、自分は四十代のときから呼んでいただいてる。
あと数年すれば同年代の顔もぼちぼち見えるはずだが、そんなことを楽しみにしているとすぐに時間が経つので、やめとこう。

社長はじめ現役幹部の皆さんもたくさん見えた。
東京赴任時代の上司が今は社長さんだ。あのときのようにおもわずファーストネームにさん付けで呼んでしまったが、快くお話してして頂けた。社長からは、ぼくのチーム員だったXX君がめでたく管理職に昇格されたこと。その試験で面接したことなど楽しく聞くことが出来た。時の経過をあらためて想う。

同ホテル内で京都工場関係者だけでニ次回。これでも40名近い。
そして大阪駅前で4人で三次会。

正午開宴から7時間近くもしゃべりながら呑んだり食ったりしていたことになる。
自分としてもかなりのアルコール量だったのに、きょう普通に仕事が出来たのは、いちばん好きな「日本酒」に全く手を出さなかったおかげだと思う。正解正解。

会社の調子がいかようでも、こういう会を「仕分け」ないで続けてくれるのはありがたいことだ。
帰りの電車の中で、ぼくも皆さんもこれからも元気で参加しつづけられるようにと祈った。



2011/01/11

ワークベンチの製作-8 テールバイス作り

M20の寸切りボルトと六角ナットで駆動します。
旋盤で加工した丸いヘッドの中に、ボルトの頭にTスロットナットを付けて埋め込んであります。
ガイドとなる丸棒はラミンのΦ20です。
六角ナットを埋め込んだ部材は向こう側にあるので写真では見えません。

▼ラミンの丸棒のツラよりM20ボルトのツラを下げておくのが使いやすさのポイントです。
 あと、可動側部材の上面に、角のみで穴を2箇所あけます。(拡大すれば薄っすらと墨線が見えます)
 その穴に角材を差し込んで、テーブル側の穴にも角材を差し込んで
、その間に加工材を挟んでバイスで固定・・・という使い方をします。
P1050871.JPG




2011/01/10

ワークベンチの製作-7 天板とバイス取付け

昨日書いたように天板をサンダーがけしてもらったら、厚みがちょうど40mmになりました。まあなんとかOKでしょう。

木口からの水分侵入防止、また反り止めとして、両サイドに幅木をつけました。幅木は、ビスケットで位置決めして、コーチスクリューで締め付けました。

そのあとM10のキャップボルト4本で天板と脚部を緊結しました。
そのとき、天板に穴をあける位置寸法を読み間違えて、えらく焦りました。なんとか脚部のほうの穴をずらして誤魔化しました。納入品ならアウトかも知れません。

実際に作業するとき、いちばんよく使うコーナー(手前右側)に、木工バイスを取りつけました。前々から欲しかった開閉がクイックアクションのバイスです。(オフコで買いました)
このバイス、国産ではなく知らぬ他国製だと思われます。そのためか、8つあるネジ穴の位置が極めてテキトーで左右対称でもありません。なので取り付けるの要らぬ苦労をしました。

あと、写真の左上のコーナーにテールバイスを手作りして付けます。そのパーツがテーブルの上にのっています。これも樫の木です。久しぶりに木工旋盤の登場になります。

あとまだ抽斗を作らないと・・・ふぅ。
けっこう手間がかかります。同じような仕様の市販品が何十万もするのがわかります。

▼まだ白木状態です
P1050860.JPG

▼バイスの取りつけを裏から見たところ  バイスの当て木と天板の幅木は樫の木です
P1050869.JPG




2011/01/09

原点復帰

今日は川上村の木工センター(吉野杉工房)にいってきた。製作中のワークベンチの天板を、例の巨大なサンダーで均してもらうためだ。ものの5分ぐらいで作業完了。平面度もばっちり。、あのサンダーはほんまに値打ちがある。

板を車に積んで帰る途中のこと。

さあ、その天板に反り止めの幅木やらテールバイスやらを取りつける細工をして、それから脚部とボルトで接合して、それから塗装して、いや塗装はその前に・・・、とかいろいろ思いを巡らしている自分・・・・・ワクワクを通り越して、大げさにいえばときめきながら、仕事の段どりを練っていた。

木工をやり始めたころのあの気持ちに似ている。

ちょっとした原点復帰。