2010/03/31

ヒヨはキンカンがお好き

敷地の隅にあるキンカンの木はいまが盛りです。

キンカン酒や砂糖煮やジャムなどにすればおいしいのですが、最近ではあまりしないようで・・・

機会あるたびに差し上げたりしているのですが、依然として夥しい数の実が鈴のようにぶら下がっています。

 この場を借りまして : どうぞ、工房にお越しの折にはお好きなだけもいでお持ちかえりください


▼そのキンカンの木にはヒヨドリが常駐します 人がもいでいるときは屋根の上から見張っています
   彼らはまず実をいっぱい落としてから、じっくりと食べるようになりました(学習した?)
金柑を啄む鵯
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2010/03/30

プチ探春録

朝から快晴、10℃そこそこだが日差しはじゅうぶん暖かい。
『こんな日に仕事をしていると申しわけないわよ』というので、ちょっと春を探しに行った。

コースはカミさんの指示に従う。

まずは明日香の石舞台 ・・・ 
  ここでおにぎり昼食 菜の花満開、桜は4割から8割ぐらいか

そして大宇陀の又兵衛桜へ ・・・
  石舞台から快適な山道とトンネルが出来ていて20分ぐらいで到着 これは早い!
  又兵衛桜はほぼ満開だが、以前より迫力が乏しくなったことに驚いた
  駐車せず、車窓ごしに眺めた
  道の駅で桜もちを買う これはうまかった

帰りに明日香の稲淵 ・・・
  菜の花の写真撮る人多し
  時折、この花のにおいが風で運ばれてくると、少年時の春遊びを想い出すので 好き


石舞台(昔は田んぼでした)
▲石舞台

▼その北側  ここでお弁当
ほとんど満開ですね


▼道中の宮奥ダムから見えた高見山
pt_tkmy.jpg


▼又兵衛桜(しだれ)  ちょっと前はもっと迫力と妖艶さがありました
2010年の又兵衛桜


▼明日香村 稲淵(いなぶち) ここから家まで10分ほどで帰れます
青葉の頃にまた来ます


2010/03/29

への字のネックジョイント

ネックに使うのはホンジュラス産のマホガニー。今や貴重材となった。その20年ものを家具用材として大量に買えたあの時にもっともっと買っておくべきだったと思うか、少しでも買っといて良かったと思うか。膨大な量を在庫していたその会社は今は消え失せた。残念無念!

今回のネック角度は13°、その角度にバンドソーでラフカットしてあとは斜面になった部分を2枚重ねて、手鉋で接着面の平面を出すという昔ながらのやりかただ。
こういう技術の要る作業をマスターするコツは、何回か失敗すること。

接着するときは12mm厚のガラス板が役に立つ。平面が出ているし、ガラス面上にはみ出た糊をあまり気にする必要がない。

▼ガラス板の上で接着しているところ 下にあるのは接着前の状態
630_nkgl.jpg


▼ついでに今回の表面板 産地は異なるがいずれも欧州のスプルース
  2枚とも630mm用、どちらにトルナボスを付けるか? ・・・・もう決めている
630_sbs.jpg
2010/03/25

なたねづゆ

天気図の端から端まで前線が横たわっている

菜種梅雨ってこんなに寒かったかいな

ギターのネックに使う材の木づくりをせねばならないのに

湿気でゆがみそうで手がでない

口輪のほうはパーツが糊づけ中で何もできない

日曜日の練習にそなえてサックスでも吹こうかな

それとも先輩にもらったギターの楽譜、さらってみようかな

2010/03/23

インヒビタースイッチ

日夜活躍してくれているVolvo850の調子がおかしいのです。3rd発進したり、バックのランプが点燈しなかったり。
オートマのポジション検出がおかしいようで、関連した異常表示も出ます。もう15歳なので無理からぬことです。
ネットで調べてみると出てくる出てくる、同じ症状で困っている人が。業者の説明では5万Kmでダメになる由(話半分にて候)。

原因は、「インヒビタースイッチ、もしくはPNP(パーキング・ニュートラル・ポジション)スイッチ」というギアポジションセンサーの故障というか、接触不良みたいです。
とりあえずブツは発注しました。安全にかかわることなので、倍ほど高いけど純正品を選びました。

自分で交換している人もいるようです。バッテリーの下のギアボックスにくっついているのですが、恐ろしく手が届きにくいみたいなので修理屋さんに頼むかどうか迷っています。天気が良くて気分が乗れば、自分でやりたいような気もしてますが。

▼これがそのパーツです。

inhb_sw.jpg
2010/03/21

ギター外枠製作

次の630mmのギターのために、組み立て時に便利な外枠を作りました。その様子を時間を遡って紹介します。

▼これで完成です。既存の組立台(スペイン語でソレラといいます)にボルトで固定して使います。
  ちなみにソレラはラワンベニア製で、ブリッジ付近を彫り込んであります。
  これによって表面板をドーム状に膨らませることができます。
stwk_fin.JPG



▼外枠材料をソレラに両面テープで貼ってからΦ10のキリでソレラまで貫通する穴をあけます
  この写真はすべて穴をあけたところ
  なお、ソレラにペンで墨み付けしてあるのは650mmの標準ギターの外形です。
stwk_dr.JPG


▼テンプレートをガイドにしてルーティングします
 テンプレートの位置決めはΦ10のダボです(この写真では2つ見えます)
 コロ付きフラッシュビットの刃長が30mmなので、裏返してまたルーティングします
stwk_rt.JPG



▼2枚重ねたままバンドソーでラフカットします。使うのはこの写真の左側の部分です。
  穴が見えますが、これは2枚の材料とテンプレートを重ねた状態であけてありますので、
  材料を重ねた時の再現精度を保証し、また上記のごとくテンプレートの位置決めも可となります
stwk_bds.JPG


▼材料はシナとファルカタのランバーコアで厚さ30mm 写真のように2枚重ねで作ります。
  材料の上に乗っているのはルーター作業のときのテンプレートです
stwk_rc.JPG


▼左が外枠用のテンプレート 右は表面板用のテンプレート
  いずれも3mm厚のポリカーボネイトです 糸のこ盤でサクサクと切れます
stwk_tpl.JPG






 
2010/03/20

張弦即鳴のギター

今回も弦を張るときが来た。

もう何回も日記に書いたが、この瞬間こそ製作者による製作者のための佳き時間。

脱線するが日本語では ”弦 楽器 製作 者” と四つも複合して現わすしかないが、欧州ではLuthierという独立した語彙がちゃんとある。

でも ”しぐれ” とか ”さみだれ” に対応する欧州弁は見当たらないそうで、この辺の文化の違いは、たとえば”口髭”と”顎鬚”に対応する ・・・・・・ やめとこ

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ギターに生まれて初めて弦を張ると、弦が伸びるのと楽器全体が張力にさらされて馴染んでいくのが同時進行して、なかなか音程が安定しない。

母体から産み落とされた鹿や馬が立ち上がるまでの時間に似ている。

4本の足ですっくと立ち上がった時・・・・・・ギターも産声をあげる。鹿は数分だろうが、ギターはまあ一日はかかる。

その産声でちょっと驚いた。

想定以上の鳴り! 前回作の課題対応のため恐る恐るやったことが、運よく改善につながった、ということなら嬉しいが。


「 松(スプルース)のギターは最初は鳴りまへんけど、経年すれば、 」 というが、

松であろうがなんであろうが、鳴るギターはハナから充分鳴る!

ただし、この逆説が成立するかどうかは、これまでの経験ではまだわからない。 


↓ このあと最終の化粧塗装してお嫁入り ♪♪
やjcraftm_SE09tr.JPG









2010/03/17

630mmのギター

製作中のギターは、塗装の乾燥待ちです。あとは駒を接着して、ナット・サドルを作れば完成です。


さて、今日から次のギターの設計に入りました。

弦長さ630mmというご希望なので、標準より少し小さめのボディにすることにしました。

アントニオ・デ・トーレスの7本ブレイシングのギターを少しアレンジしてボディシェイプを決めました。

今回の第一コンセプトは 「弾きやすさ」 です。

指板やネックのサイズ、上下端の弦幅などを奏者にカスタマイズするほか、

12フレットを少しナット寄りにシフトしてハイポジションでの操作性(特にセーハ)を高めます。

新たなボディなので、テンプレートや治具類も必要です。それらを使って工房試奏用のギターも並行して作ろうかなと思っています。それは工房初のトルナボス付きになる「予定」です。



2010/03/15

目に引っ掛かった言葉

クラシックギター関係のウエブログを読んでいたら、

「△◇のギターは・・・だけど心が引き込まれない」 と書いてあった (・・・には良いことを意味する言葉が入る)

”心が引き込まれるギター” 

深くて芸術的なキャッチコピーだなあ

自分がめざしている 「いつまでも弾いていたい、聴いていたいギター」 の上をいかれた !





2010/03/11

ピアノとデュエット

きょうの午後はピアノの先生とデュオの練習。

先生が主催する生徒さんたちの発表会に、いつも先生とのアンサンブルで出させていただいている。それがもう1ケ月後にせまってきた。

もともとクラシカルサックスだったのだが、旧会社のビッグバンドで演ったクセというかアクが抜けず、純クラシックの人から「君のはズージャやね」といささか敬遠気味に言われる。ズージャとはもちろんJAZZのことである。

一方、ジャズ寄りの人からは「ダメダメ、それじゃクラシックだよ」と指摘される。
二匹の兎を追ってきたつもりなんだが・・・。まあこれも個性と割り切ろう。

今年は、
 - 目覚めよと呼ぶ声あり (J.S.Bach) -
-  ダンシング・クイーン (アバ) -
- オネスティ (ビリー・ジョエル) -

の3曲。  共通点は「古さ」か。

雰囲気は全く違うのに、ピアノのイントロ何小節かを聴くと、もう感情移入できるのが不思議。

アルトサックスはいつものSA80(serieⅡ-GP)ではなくて、
MarkⅥ(初ボーナスで購入)の久しぶりの出番。

音も姿もきらきらのSA80とは好対照で、MarkⅥは野太くてダーク。
ここにきて、このヴィンテージアルトをなぜかすごく気にいっている。


これとは別に「オジサンバンド」のナツメロ練習もあるし、
この春は工房周辺がやかましくなります。 > ご近所さま