2010/01/30

神武さん

散歩のコースでちょっとした発見です。

近所に 「神武天皇社」 というお宮さんがあります。小さいころよく境内で遊びました。

隣の橿原市に有名な「橿原神宮」がありますが、本来 「かしはらじんぐう」 とはわが村のこの神社だった!

そういうことがカンバンに書いてありました。本居宣長先生の説だそうです。

そして社の背後にある 「本馬山(ほんまやま)」 は神武天皇がここに登って国見をしたと日本書紀にあります。

   本馬山 = ほほ間丘(日本書紀)

なお、神武天皇のことを「神武さん」と親しげに呼ぶのは日本の中でも御所市と橿原市周辺ぐらいじゃないでしょうか。


 ↓ 落葉している大きな木はケヤキとイチョウ  そのうしろが本馬山
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jmtns_kb.jpg  ← これがそのカンバンです。 クリックすると字が読めます。



目を移すとアオサギ君がいました。「ぼくも載せてネ」という顔をしているので紹介しておきます。
屋根の上が寒いのか、首を縮めています。
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2010/01/28

What a wonderful world

またまたサックス演奏のアップです

おねがい : できればヘッドフォンで




w_world.mp3



< data >
Instrument : SA80 SerieⅡGP Alto Saxophone Selmer
Mouthpiece : Meyer 5M
Read : glotin GⅢ 3
at : Atelier craftM
Rec. Machine : LS-10 Olympus
28.Jan.2010


2010/01/27

ギターリペアーの旬

正月明けはなぜかギターのリペアー仕事が多いんです。ここ何年かずっと連続しています。

今年もまずは、フレットとナットの交換依頼。ギターは昭和40年作の国産名器「K」です。

フレットが摩耗しているのと、ナットの溝が弦に対して極端に広いのとで、低張力の弦ではビビっってしまうという症状です。

そのために高張力の弦を、しかも弦高を高めにセットして張らねばならず、弾きにくいとのことです。

ちょっと弾いてみると、輪郭がはっきりして倍音リッチな豊かな音はさすが「K」なのですが、10分ほどで左手に違和感を覚えました。

いつもとは違う余計な力が要るからでしょうね。

  【 フレットの交換手順 】
 
1.フレットを抜く   自作の道具を使います 静かにゆっくりしないと指板の溝が欠けます
2.フレットを打つ  私は木槌を使います 黒檀の木片を当て木にして均一に叩き込みます
3.指板からはみ出たフレットワイヤーをヤスリ等できれいにします 塗装をはがさないように
4.フレットの上面を均す  ここが最も肝心な作業です 私はダイヤモンド砥石を使います
5.フレットワイヤーの断面を専用ヤスリで半円形に成型します
6.磨き作業  水研ぎ#800 → #000ワイヤーウール → コンパウンド
7.指板を#000ワイヤーウールできれいにしてから オスモクリアー でオイルフィニッシュ

そして、牛骨でナットを新作して、サドルを少し削って弦の高さを調整しました。

さて、依頼者ご希望のハナバッハの緑を張って弾いてみると ・・・ 

生まれ変わりました。もう左手に違和感はありません。



蛇足  : ギター修理 → 俳句の冬の季題に如何?
2010/01/26

ちょっとオフ&#9832;

いつもかつも仕事しているわけではありません

きょうみたいな 「温泉でランチ」 の日もあります

奥吉野 大迫ダム湖畔 「入之波温泉」 まで車で約1時間

着くと 『火曜日と水曜日は定休』 というカンバンが・・・ でもあわてません

ちょっとバックして、川上村の道の駅にある 「杉の湯」 へ

まず ぼたん鍋定食をいただいてから温泉に入りました

高野槇の立派なお風呂です 吉野川沿いに露天もあります

同時入浴者はありません つまり貸し切り状態 女湯もそうだったと家内

帰途 「蜻蛉の滝(せいれいのたき)」 を見てきました 蜻蛉とはもちろんトンボのことです

気温5℃程度でしたが 温泉上がりにはちょうどよい空気でした

駐車場にあった多数のシダレ桜は春には見事だろうし パターゴルフ場も隣接しているので

また行きます
 

↓ 落差50mとか60mとか書いてありました  赤いジャンパーは家内です
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滝つぼを見おろすと落差がうなづけます  岩がみごとに穿(うが)たれています
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2010/01/18

コンサート・アルの誕生;その2

朝から天気がよかったので外(工房裏)で写真を撮りました

音のほうが気になると思いますが、準備中ということで


 ブリッジをほぼ全幅に伸ばしました パオ・ローサ材の赤茶は地色です
↓ もうちょっと横板の幅(深さ)があってもいいかなと思っています 次回の課題です
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↓ サウンドホールの周辺が寂しかったので色棒を埋め込みました  黒・白・緑・白・赤・白・黒の7本
表面板のドイツ松はシーズニング30年以上の材です
Aru09_r.jpg








 

2010/01/15

19Cギターというけれど

作るなら さてどんなタイプの楽器から? と思いを馳せるのも楽しい

たとえば力木の配列  つまり  横バー か 扇型 か 縦に2本 か

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圧倒的に横バー型が多いなかで 、 扇型の代表はパノルモとトーレス

トーレスはともかく パノルモの音は知らない

興味深いのはトーレスの5本足のちっちゃいボディのギター

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パノルモとトーレスを除けばほとんど横バーだ  イタリアやフランス、ウイーンの有名どころが名を連ねる

しかし 音はともかく眺めてみて美しいなと (自分が) 思うギターとなると ・・・?

そのなかで ラコート氏のは安堵感がある

横バーを全部並行に並べるか 1本だけはちょっと傾けるか?

両方試さないと何も言えない

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なんと縦に上から下まで響孔を挟んでズドーンと長いバーを2本貼っているギターがある

ラプレボット

おそらくバイオリンに倣ったのだろう

動機は何にせよ、こうして歴史に残っているのだから大したものだ

力木よりももっと印象的なのは、たて長の楕円形の響孔だろう

そのギターを構えるアグアド先生の絵で有名だ

ラプレボットのギターも面白い

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さて何から作る?

虎穴に入らずんば虎子を得ず








2010/01/13

ミズナラが好き

前回日記の続き。

ワイン木箱材以外はミズナラを使います。

なんといっても強靭で耐久性も抜群、木目は派手めですが上品で塗装映えのする木です。私は家具材の王様だと思っています。

今回のテーブルは細長い部材が多いので、狂いが少ない柾目材のみを使います。

この柾目材になるとミズナラ特有の虎斑(とらふ)が出ます。ランダムな変化があってとても美しいのですが、鉋がけのときウッカリするとボコっと掘れてしまうので、鉋の調整には気を遣います。

今日は一日中雪でした。なので石油ストーブつけっぱなし。ヤカンのお湯が常にしゅんしゅんに沸いているのでコーヒーやら葛湯やらを何杯も飲みました。

こういう寒い日はなぜかミズナラが似合うと思いませんか? 彼(彼女?)の故郷の寒さはこんなもんではないでしょうけど。



 ↓ 工房じゅう、ミズナラのイイ香りがたちこめました 家具工房らしいにおいです
   (木端側に見えてる木目は虎斑ではありません この写真ではちょっと見づらいです)
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2010/01/09

ワイン木箱でテーブル作り

久しぶりの家具作りは、ちょっとユニークなテーブルです。

ワイン木箱の焼印板を寄木にして、それをなんと甲板(天板)に仕立てます。

ワイン愛飲家が輸入・蒐集された材料。それを持ち込んでのご依頼です。

自分もワインは嫌いなほうではないので、おのずと気合いがはいります。

デザインはまだこれからです。

↓ 大きさや厚みがバラバラなので木作りが大変!  焼印面にはカンナもペーパーもNGだし
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2010/01/08

SAX演奏の初アップ

先日の日記でもちょっと話題になった、昨年の中之島の中央公会堂でのアルトサックスの演奏です。 (アル・ハープのチャリティーコンサート)

曲は、ヘンデル作曲のアリア、『私を泣かせてください』」 です。

無伴奏っていうのは正味、性格がバレますね。

ということはギター独奏も同じということでしょうか。

音源はDVDなので絵もついているのですが、さすがにはずかしいので今回は音だけということで。

マイクなしの生音です。

lascia_20091223.mp3

 ♪ 会場のノイズはご勘弁を
2010/01/06

コンサート・アルの誕生

「誰にでも弾けますよ」 というのがメインコンセプトのアルハープだが、昨年末から作ってきた今度のアルはちょっと遊んでみた。

名付けて 「コンサート・アル」。違いは、手軽さより音のほうを優先したこと。

そのためこれまでよりひとまわり大きく、重さもフォークギターほどになった。

少々マニアックになるが、内部構造はギター界では有名なロベール・ブーシェの方式を取り入れた。


きょう初めて弦を張った。

調律は、ピアノの白鍵にF#とBbだけプラスしてみた。これで低音Gから高音Fまでほぼ3オクターブをカバー(25弦)。

確かに音量がある。特に低音は目論見どおりだ。クラシックギターなみか。お初にしてはまずまず。

これなら小さな会場なら電気増幅なしでOKだろう。

そうなるとできれば膝の上に置いて、グランドハープのフォームで演奏して欲しい。サウンドホールを聴衆に向けて。

先生に相談しなくっちゃ。

って人頼みにしないで自分でもなんとか ・・・ と思っている。

写真と音は後ほど。