2009/08/25

新作ギターで録音

どんな音? って問い合わせがあるので録音してみました。

片手に余るレパートリーの中からプーランクのサラバンド。

弾き手が僕であるぶん、どうぞご考慮のほどを。

場所:工房 機材:LS-10 形式:MP3

SETJ_SRBND.MP3
スポンサーサイト
2009/08/20

残暑は家具作り

家具作りはやはり夏が似合う
エアコンなんかいらないし、しこたま汗をかいて晩には冷たいビール・・これが目的にもなる

--- △▼△ ---

茶室の小さい畳を外すとその下に仕込んである茶釜を沸かす箱というか炉というか・・・
その骨董をビルトインしたテーブルだ

うちにもあったが、まん中にガスコンロがついてるあの焼き肉テーブルを思い出す

でも焼き肉よりは中国茶とか紅茶を沸かして淹れるほうが似合うデザインに  したつもり

着脱式のフタは下部に収納できる なお熱源は可搬式のIH

なんかぁ昔のインベーダーゲームの・・・
TeaTbl_0820.jpg




2009/08/14

真夏にギターを作る(完成)

 
craftm_SETJ0.jpg"2009コンセプトモデル" とHPで喧伝している楽器に弦を張りました。

 展示会に出すというのに、今までにやってないことを3つもいれたので、

 楽しみと不安がごちゃまぜでした。

 結果は、

 アナログな言い方ですが、鳴り方と音には一定の手ごたえはあります。

 自分が大切にしている 「気持ちよさ」 も感じます。

 遠くでも近くで鳴っているように、というたくらみも実はあるのですが、これは評価できません。

 どうせ来月には異国のホールで弾かれることになるので、そのときを楽しみにします。

 工房でのみなさんの評価も楽しみにしています。 
 
 ★写真、クリックで拡大します 
2009/08/13

検索語のランキング

このblog、多い時だと一日に訪問者200、ページ閲覧回数600ぐらいになりますが、その何割かはリンク元が検索サイト。

どんな検索ワードで? これが実にバラエティに富んでいてとても面白いのですが、上位にランキングされるワードを拾ってみますと、

 ギター、カシュー、塗装、バンドソー、オイルフィニッシュ、目立て

これらはほぼ毎日登場します。なぜか「カシュー」と「バンドソー」が双璧です。

そのつぎぐらいに、

私の名前、膠、力木、フレンチポリッシュ、タンポ、作り方、ロマニリョス、刃研ぎ、スプルース、

そして ギター製作家のMさん(固有名詞なので公開しません) や 大阪のギタリストのKさんのお名前

おもしろいところでは、
「ギター爪あとの目止め」、「手が小さい」、「くま」、「ツートラサンパチ」、「テーラーの原理」、「引き出しが開かない」・・・そんな記事書いたっけ みたいな。

最近、 「とは」 ということばが付く場合が多いので、専門語が登場するときには 「・・・とは」 と意識して書き出せばヒットしやすくて親切なのかなと思っています。
2009/08/11

あとは駒のとりつけ

夜が明けると奈良県北西部に大雨洪水警報。静岡では震度6。

いつもの散歩コースの曽我川もすごい形相、水鳥たちはどうしているのかと心配したがちゃんとコンクリの護岸に上がっていた。

よくみるとアイガモだけではなく、空を飛べるカルガモやアオサギにダイサギ、カワウまでいっしょに川面を眺めていた。

---・---・---

ギターのほうはおおむね塗装が済んだ。あとはブリッジの接着ということになる。ここまでくると一刻も早く音を聞きたくなる。せっかちな性分。

今回はじめてコンパウンドで磨いてみた。もちろん手磨きだ。本当はまだ早いかも知れないが、まあ実験ということで。
その結果特に問題もなく、タンポの跡や薄いオブラートのようなかげりが取れてたいへんすっきりした。
たまにはこういうのもいいかも。

ちなみにこのコンパウンドは塗膜専用でシリコンは含まれていない。
SETJ_Com.jpg
2009/08/09

塗装は楽し♪

鬱陶しい天気が続いているが、なんとか工房は湿度50%を維持してくれているので塗装を行なった。もちろんセラック塗装。

なんでも公開するのがこのblog、今回はパミス(石の粉)による目止め方法について自分の作業標準を紹介しよう。対象はローズの裏と横板とヘッドプレート、そしてハカランダのブリッジとマホガニーのネック。

1.木地仕上げは薄ピンクの空研ぎペーパー  #150 → #240 → #320 → #400
  #150は木目にそって 、 #240は木目を横切って(これで凹凸をキャンセルできる) #320と#400は木目にそって
  番手が変わるたびに水拭きする(かたく絞って) ・・・ これで毛羽立ちがなくなる

2.#400のあとはきれいな綿布で入念に磨く ・・・ つるつるで光沢もでてくる

3.無水エタノールでさっと塗装面を拭く (石油ナフサのほうがいいが発がん性があるので)

4.2ポンドカットのセラックを たっぷり こってり と刷毛塗りする
  刷毛は 縦 横 斜め に動かす  目止め用なのでボタンラックが適す

5.30分から1時間経過後パミスがけする  ・・・ 一日以上おくと膜が硬化して効率悪く重労働(経験済み)

6.パミスは必ずタンポに付けてから、その上からスポイトで無水エタノールを垂らす

7.タンポは45度で導管を横切るようにすれば目が埋まりやすい

8.エリアを固定してそこを完璧に埋めてから次のエリアへ

9.目止めした面をサンディングするのは次の日以降のほうがよい : あわてるとあとで目やせが目立つ

10.そのサンディングは空研ぎ#320でもよいが、siarexxのスポンジバック#220のほうがなおよい
   導管の中はさておき、木肌に全くパミス残らないようにする(濃淡も皆無に)のが仕上を美しくするポイント
   パミスを除去したら #400のsiarexxスポンジバックでツルっと仕上げる
   
11.きれいな綿布で、光るぐらいに磨けば  完了


写真  : すでに目止めが済んでタンポずりしているところ
SETJ_CtBk.jpg


表は針葉樹ゆえ目止めは不要 サンディングの番手を上げるとき水拭きすれば十分
SETJ_CtSb.jpg

2009/08/07

フレット上面の平面出し

フレットワイヤーを打ったあとは、上面を平面に均します。
これのよしあしがそのままプレイアビリティーと弦高調整のラチチュードに反映されます。

フレットはきちんと打ったとしてもたいてい何十ミクロンかは波打っているものですし、
指板の黒檀自体も木づくりしてからそれくらいは平気で変化しています。


私のやりかた
 1.フェルトペンで全フレットの上面に色を塗る
 2.ダイヤモンド砥石(写真のもの)で 「丁寧に、静かに」 フレット面をネック方向に研磨する
 3.フェルトペンのあとが消えたら、もう一回同じことを繰り返して今度は 「サっ」 と瞬時に消えることを確認する
 
なお、ダイヤモンド砥石は両面式の安物でOK。必ず#1000のほうを使う。

このあと、
 4.フレット1本ずつ水研ぎペーパーとダイヤモンドヤスリで面取り、バリ取りをする
 5.ワイヤーウール(000番) → コンパウンド の順に手で磨く
    コンパウンドはもちろん金物用です


SETJ_FlHr.jpg

  
                              さあ、次は塗装です。  明日の天気は?
2009/08/04

白いふちどりのギター

一年じゅうでいちばん暑いとき

今日は4時半に起きた

川べりを散歩 なんという涼しさか 空は快晴 ”放射冷却” ?!

夏だってあけぼのなのである 陽が昇るまで

そして 午後は35℃

でも工房は30℃以下で50%  この環境で指板を貼った

このギターのハチマキは白い 家具用のハードメイプルをおろした

一回、白いふちどりをやってみたかった


SETJ_FBGlu.JPG