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ウォーキング

を始めた。小一時間を早足で歩く。距離にして5~6Kmぐらい。寒くても15分ぐらいで指の先までぬくもってきて、そのうち汗が滲んでくる。里山の樹木は色とりどり、田畑は昔と同じ景色、葉が落ちて実だけの柿の木、かたや青々とした葉に鈴なりの八朔。明治・大正の家屋、土塀、蔵。ふるさと再発見だ。その間すれちがうのはせいぜい数人、それもたいてい小中学生。車もほんの少し。静か。平和。恥ずかしい話だが、足の裏の皮が少...

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トルナボスのアランンフェス

お客さんの情報により、yahoo動画のアランフェス協奏曲を聞いてみた。ギタリストは村治佳織。スペインでのアルバム録音のVTRのようだ。2楽章だけだがなかなか楽しめた。例によって凛とした彼女らしい音楽だと思ったが、それにもましてギターのサウンドが素晴らしい。故郷に帰ってきて、ギターも嬉しかったに違いない。そのギターはサウンドホールの中にトルナボスと呼ばれる円筒が仕込まれている。作者はもちろんホセ・ロマニリョ...

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講演は演奏に似たり

昨日はコンサート出演、今日はセミナーの演者。このところ副業が忙しい。そういえば来月も・・。大阪の区民ホールで開かれたアルハープ主体のコンサートだったが、今回からベースモデルも仲間入りした。ギターでいえば5弦と6弦が加わったことになるので、俄然アンサンブルに厚みが増した。これにグロッケンやフルートがはいって、ときおりサックスも入れてもらった。  そこでふと考えた。「この編成でちょっと編曲してみょうか...

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倍音が見えた

来年、少なくとも2回予定されている大きな製作展に向けて動きだした。音作りのイメージが薄れないうちにということもあって、シグエンサで箱にしてきたギターをやっぱり仕上げて音を出すことにした。まあ、ひとつのデータにはなるだろう。データといえば、知人に刺激を受けて「周波数解析」をはじめてみた。フリーのFFTスペクトラムソフトと手持ちの貼付け式ピックアップによって費用はゼロ。ボーランドのCで組まれたこのソフト、...

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エンジ色のハープ

チェロのような色をというご希望、ちょっと苦労したが何とか仕上げることが出来た。柿渋+ベンガラからはじまって、「龍の血」や「西洋ねず」の入ったバイオリン用のニスなども試したが思うような色が出ず、結局アニリン系の染料数種をセラックニスに添加してタンポずりした。リノキシンも少し混ぜた。ポイントは、アニリン系染料はみるみる木の中まで浸透するので厚い目に下塗りをしておかないとムラムラになるということ。なので...

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シープレスよ大きくなあれ

マドリッドから北ではたいていの川岸にシープレス(糸杉)が植樹されていた。一時取りつくしてしまったのでその反省かも知れない。太いものでも直径30cm程度なのでギターにするにはまだまだ年月がかかるだるう。そのシープレスの種を現地のギター材料屋からもらって帰ってきたことを思い出した。さっそくHCで土を買ってきて種を蒔いた。日本だったら気候がいいのですぐに成長するよと云っていたが、本当だろうか。これでギター...

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秋の日の国民文化祭

前回の日記に書いた国民文化祭、楽しくて面白くて勉強もできた2日間だった。展示された20台を超える手工ギターを試奏させてもらったり、傍らで聴いたり。とりわけ、それらのギターを手にしての試奏コンサートは製作者にとってありがたい企画だった。奏者はいずれもコンクール優勝経験のある若手ギタリストの皆さんだったので、なおのこと。大きなホールでも十分通用しそうな楽器、奏者によってドラスティックに音色と響きに差が...

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いざ国民文化祭へ

これまで国民文化祭というのにあまり馴染がなかったが、今年はギターを出展する。ちなみに徳島県の全市町村で何かしらイベントがあって参加はざっと三万人だとか。11月2日と3日、例によってギター漬けになる。若手のトップギタリスト10名のコンサート、新進製作家のギター展示と試奏会、さらにはホセ・ロマニリョスギター製作講習の参加報告(講演者は自分(汗;))など。そして打ち上げやフェアウエルパーティも参加予定。これ...

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