2007/07/30

スペイン便り(の予定)

スペインから携帯電話ででここにコメントすることで日記にしてみるつもりです。うまくいくかな??
2007/07/29

アルベニスの国へ

あさっての今頃はもう北欧の上空あたりか。
スペインの1ケ月行脚が始まる。

フランスでもなければイタリアでもない国。半分はアラブみたいな国。
強烈アイデンティティの芸術家。国民も?
ギトギトの油料理をどこまでビールとワインでガードできるか。ただ、魚の消費は日本に次いで2位という。
日本の半分も労働してなさそうなのにやっていける国。
闘牛はもはやネガティブな観光資源という国。
テキトーな。

まだまだあるが、こんな先入観がどう変化するのか楽しみだ。
ともあれ自分の好きな沢山の芸樹家を生んだ国であることには間違いない。

 ▽行程についてよく聞かれるのでここでちょっとバラしておきます。

 7/31出国 - マドリード - 8/2~2週間シグエンサでギター作り - マドリード - セビーリャ -
 アルヘシーラス - グラナダ - バルセロナ - 8/28帰国

2007/07/21

アルハープとアンサンブル

今日の日記は、ミニミニコンサートのお知らせです。

この春誕生した 「AruHarp(アルハープ)」 が早くもアンサンブルでお目見えです。

とき・ところ
 7月28日
 大阪市法円坂 なにわのみや跡
  詳細はこちら http://dokidoki.s86.xrea.com/report/2007/07051153.html

メンバーは、
 アルハープ Gタイプ 2台 ・・・ やっぱりPAを使います
 グロッケンシュピール
 馬頭琴 ・・・ そう、モンゴルの民族楽器です
 アルトサックス 

珍しさではピカイチのアンサンブルでしょう。
アルトサックスは私が担当します。

今日、音あわせしてきました。
アマチュアばかりの集団ですが、音楽の楽しさは伝えらそうです。

アウトドアです。
どうぞ木陰でのんびりとお楽しみ下さい。
私たちの出番は午後1時ごろです。

 ☆AruHarpって何? という方は弊WEBサイトをご覧くださいませ。
2007/07/20

スペイン準備(3)

郵便局のEMSで発送する気で道具類を詰め込んでみたが、カンナやノコギリを眺めているうち、やっぱり一人旅はかわいそうな気がしてきて結局自分で持って行くことにした。
それもあるし、万が一のことがあったら現地でなにもできないではないか。

20Kg近い道具バッグを曳きながら、肩にはギター材料が入ったギターケース、さらにはショルダーバッグという勇壮ないでたちでの出国となる。見方によればなかなかクールかも・・・(涙)

さてスペイン語。
こちらは荷物にならないので詰め込めるだけ詰め込んでいるが、一方の端からあふれ出ているのがわかる。それを拾いなおして詰め込むと、さっき詰め込んだものがオーバーフローしている。
「先入れ先出し」というデーターベースの構築方法があるが、それに似ている。

そんな状態でも実は現地の人と話しをするのが非常に楽しみ。




2007/07/15

エリザベス女王のガイヤルド

という、懐かしい?曲になぜかはまっていて、そればっかりとりつかれた様に練習している。

なぜ懐かしいのかというと、30年以上前のNHKの「ギターをひこう」のテキストに載っているから。ちなみに講師は故・渡辺範彦さん。
いま、荘村清志さんがテレビでやっていてちょっと話題になっているが、それに影響されて本棚を探してみたら出てきた出てきた、テキストが。その時代はギターブームということもあってか、講師が入れ替わり立ち代りして結構続いていたんだ。

本棚には渡辺範彦の2冊のテキストのほか、阿部保夫、京本輔矩、鈴木巌、そして若かりし荘村清志のものもあった。ついでにフルートのテキストも4~5冊見つかった。
ちなみに京本版のテキストはなんと100円也。

どのシリーズもだいたい視聴していたが、やはり渡辺範彦の演奏がいちばん印象深い。
とりわけ、エリザベス女王-は今でもその語り口や音色の使い方など頭に保存されている。

その頃は初級のエチュードで精一杯だったので、エリザベス女王のガイヤルドなんて滅相もなかった。
まあ今も同じようなものだが、練習の甲斐があってなんとか停まらないようになった。
もっと練習して、数少ないレパートリーに加えよう。
2007/07/14

パーティー会場での演奏

昨夜の演奏会場はある会合の席、まあ一種のパーティといえる。シニア層を中心にその数180人の由。
ただでさえ広そうな披露宴会場を2部屋ぶち抜いて行われた。

宴もたけなわとなってはもはや聞いてくれまいと、「乾杯!」の発声の後すぐに始めた。
こういうのも、みんなリラックスできてなかなか面白い。

吹きながら見渡すと、「聴いて」くれている風な方々も沢山おられた。そういう人に語りかけるようにと心がけたが、果たして届いたであろうか。

サックスは声が大きいほうなのでこういうシチュエーションでは助かる。
相方のピアノの先生とはもう2回目ということもあって、こちらが好き放題にやっても上手に合わせていただいた。

席に戻ってからのビールの味は言うまでもないが、演奏の感想なんかも若干耳にしながら先生と並んで楽しくお食事することができた。

【曲目】

 月の砂漠
 アヴェ・マリア (バッハ/グノー)
 闘牛士のマンボ
 千の風になって
 見上げてごらん夜の星を

2007/07/12

メタルマッピの闘牛士のマンボ

あしたは、大阪のとある会場でアルトサックスでピアノとアンサンブルを演る。
演目は「千の風に~」とかバッハ/グノーの「アヴェ・マリア」等々。

そのなかで、アカペラで一曲というご指定がある。
実はこれがけっこう難儀なのである。
迷った挙句の選曲が、「闘牛士のマンボ」。そう、ペレス・プラード楽団のあの曲である。「ウッ!」っていうやつ。
このところスペインかぶれしているのもけっこう作用している。

この曲を無伴奏用にちょっと編曲してみたが、イマイチしっくりこない。
どうしても、

「千の風の闘牛士」

みたいに聞こえる。
そこでマウスピースをメタル(ヤナギサワの#5)に替えてみた。

「これこれ、これやがな」。

この曲だけメタルのマッピでいくことにした。
本番でメタルを使うのは初めてだ。メタルといってもこれはデュコフみたいに決してエゲツなくない。
太さと明るさ。そして闘牛場でも吹けそうなぐらいの音の通り。

そのかわり他の曲はいつものJazzyなメイヤーではなく、今回はセルマーのC☆でいく。
こちらは純クラシカル系にしてコントラストを狙おう!という魂胆だが・・・

なお、今月は他にもいくつか出番がある。
2007/07/09

小刀も立ちます

craftm_knife.jpgきのうから研ぎモードが続いている。

例のセラミック砥石で小刀を研いでいると、すごく吸い付く感じがあったのでこれは?と思って手を離してみると写真のようにそのまま立った状態に。
カンナ刃でもこれは経験するが、このまま砥石を持ち上げられるほどの密着度には至っていない。
研ぎに関してそれはひとつのゴールかも知れない。ちょっとチャレンジしてみたくなった。
2007/07/08

スペイン準備(2)

久しぶりにエンジン草刈機で自宅周辺の草刈。1時間弱だったが、後の草集めで汗だくになった。そのままシャワーに直行してお昼。手のひらにまだ振動が残っていた。

さて、スペインでのギター作りでは機械は使わない(ボール盤ぐらいしか置いていない)。
ノミ、カンナ、小刀、スクレーパ、ノコギリといった手工具だけで作ってしまう。そこで気になるのが裏板と横板の削りだし。いつもならドラムサンダーでほとんど最終厚みの手前ぐらいまで一気に研削してしまうのが、今回はそうはいかない。
ローズウッドは堅いうえに逆目が出やすいので、よく調整されたカンナが必要。そして削り方にもちょっと工夫が要る。ドラムサンダーがなかった頃はカンナを使ってきたし、表板ではずっとカンナを使っているので心配はないのだが、いつも使っている刃幅70mmの工房で最も頼りになるカンナ(常三郎)は、大きくて重い! またなんとなく酷暑・乾燥の国に持っていきたくないので今回はお留守番。

ということで42mmの中カンナの出番となった。赤樫の台で見た目はいいのだが、そんなに上等な刃は付いていない。ただ、刃先角が大きくてローズウッド向きといえる。
このカンナ、実は買ってからまだ調整していなかった。刃先幅を台の刃口幅に合わせるためのグラインダ研磨から始まって、刃の裏だし、刃研ぎ、裏金の研ぎと調整、そして台裏調整と、ほぼ一日かかった。
きょう試し削りしてみると、常三郎には及ばないがまあ使えそうなのでひと安心。
ちなみにスプルースの表板用には針葉樹用の45mmを持っていくことにしている。

現地では何回も刃研ぎをしながらの作業となる。なので砥石が要る。これも常用のものを一式持って行くのには問題があるので、セラミック砥石を買ってみた。
シャプトンの#2000と#8000。さっそく試してみると、硬いハガネほど相性がいいようだが、くだんの42mm刃でもショートストロークで研ぐかぎり問題は無い。セラミック砥石は研磨力があるので仕事が速い。それに面直しの頻度も少なくて済みそうだ。特に#8000はスグレモノ。

カンナだけではなく、他の刃物やスクレーパも研ぎながら仕事をするのでこの砥石は重宝しそうだ。
2007/07/04

スペイン準備(1)

月末からのスペイン行きが風雲急を告げてきた。
ギター製作コースへは材料と道具一式を携えて行くことを覚悟していたが、先方から「送ってきてもいいよ」と連絡がきた。
そこでいろいろ調べてみると、郵便局のEMSというのがリーズナブルな費用で比較的信頼できそうである。荷物の追跡も可能だ。現地にもEMSがあるようで、送り返すときに利用できそうだ。

モノを送る前に、ロマニリョスさんの指示どおりギターの各パーツを作らねばならない。特にネックは半完成品にしておかないと全体が組みあがらないと仰っている。そのヘッドのデザイン、一瞬いつものやつでと思ったが思い直して図面どおりホセ・ロマニリョスのあの形にした。
表面板は欧州産スプルース、ネックはセドロでという指定。裏・横はローズかメープルかシープレスということだが、あれこれ思い悩んだ挙句、やはりインドローズでいくことにした。

この時期なので加工品はすべて毛布にくるんでいる。でも驚いたことに、戸外で80%以上を示す湿度計をアトリエに入れると65%程度になる。内装が全てむき出しの木なので吸湿してくれているのだろう。