2006/07/31

バンドソーブレードの目立て

mytool_pic2002_e.JPG工房で最も重宝するバンドソー、皆さんが普通にテーブルソーでカットしそうなときも自分はバンドソー。その理由は安全性に天と地ほどの差があるから。そりゃテーブルソーのほうが断然精度はいいが、どっちみち必ず後でプレーナーに通すので同じこと。テーブルソーは絶対にそれでしか出来ないときに登板願っている。
工房のバンドソーはDELTAの14インチで1.5馬力、この手のクラスでは大きいほうなのだが、丸太の製材に使うあの「帯ノコ盤」に比べりゃ赤ちゃんみたいな刃を使うので、目立てをしてくれるところがなかなかない。近くの金物屋さんでは2か月もたらい回しを喰らった挙句、「これは使い捨てでんな」と云われた。その一方で一枚千円もしない丸ノコ刃でも目立するくせに。。。
これはとんでもない話。バンドソー王国のUSAでは1000ドル以上もする研磨機がホビーレベルで使われている。3mmや6mmの刃ならともかく高価な20mmクラスのものはトコトン使いたい。しかも上手に目立てするとますますよく切れるというではないか。
ダイヤモンドヤスリやグラインダーで自分で行う方法もあろうが、その手間と時間とリスクを考えると新品を買ったほうがまだましだ。
で、やっとプロの研磨屋さんがネットで見つかった。ついでにルータービットも同梱して明日発送する。結果よければまた詳らかに紹介しよう。
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2006/07/29

リノキシンニスのフレンチポリッシング

といっても、「ほほう!」とくる人は国内で数百人ぐらいと思われる超オタッキーでレアな話題。実はギター塗装の話し。リノキシンについて知りたいときはこちらを。
たいていの(高級)手工クラシックギターはセラックニスで塗装する。その精製程度で透明~オレンジ色までバリエーションが可能だ。自分はこのニスにリノキシンを配合したニスを使っている。膜が弱いこと(強くなるのに時間がかかる)と経年で「目やせ」するという欠点はあるが、自分は美しさをとった。ちなみにバイオリンでは普通に用いられる。
最近、再塗装の仕事があったのでそのニスを使った。リノキシンニスも、テルテル坊主(タンポと呼ぶ)に染み込ませてただひたすら円運動をする「フレンチポリッシング」で塗る。時折すべりをよくするために爪楊枝にオリーブオイルをつけてそれをテルテル坊主につける。
・・・・・ところが再塗装のためか、どうもうまくニスが乗らない。むしろテルテル坊主でキズをつけているような具合。おかしいな。オリーブ油を多めにしても同じだ。
試行錯誤しているうちに方法がみつかった。・・・・テルテル坊主の芯はウールでいいのだが、外周に巻くコットン布を1枚ではなく4から5重にすることによって改善した。そしてニズは最外周の一枚内側に染み込ませること。かくしてみるみるピアノのような光沢が得られた。さらにコットン布は柔らかいものより固めのほうがむしろベターで、もちろん織目は細かいほうが良し。
2006/07/27

AB型


craftm_nara_D_set2.jpg
『7月末までに作ってちょうだい』ということで、久しぶりにプレッシャーを味わった。幸いにもポカによる番狂わせがなかったのでなんとか間に合った。
ただの板材からモノが形となってこの世に出現して、喜んで?人様に使ってもらえるというのが木工の楽しさ。
創作家具屋なので真似はしないが、出来上がってみるとなんとなくどこかで見たような気もしないではない。同じものは二度と作らないし作ったこともないが、これまでのと比べると所詮同じ頭から出たシロモノと感じざるを得ない。
AB型なのでA系とB系とAB系の3系統を自由に切り替えられれば面白いのに。木製の引き出しはよく作るが、脳の中にもいくつも引き出しが欲しい。
2006/07/25

Blogのはじまりはじまり

 ホームページの「随&想」というコーナーをブログに移行することにした。
少しはブログサイトを調べたが、キリがないのでseesaaさんで落ち着くことにした。
 ブログそのものがまだよくわかってないのだが、HPでは実現しにくい便利さがあることには間違いないようだ。よって利用しないテはない。しかも無料。
 大きなテーブルとイス4脚セットがようやく完成した。すべてミズナラの柾目材なのにいろいろ表情があるのでおもしろいのだが、 塗装すると色あいの違いがよくわかる。同じ丸太から割った板を「友木(ともぎ)」というが、ここ一番の作品づくりのときはもっと気にしないといけない。