2016/03/23

アコギAC6の進捗

ニトロセルロースラッカーを吹き初めてひと月半、ようやくコンパウンドをかけることができました。コンパウンドはMinnesota Mining & Manufacturing Co.(3M)の超微粒子を使ってます。クルマ用ですがギター界でも定番です。当工房ではラッカー仕上げはシェラック塗装にくらべて何倍も嵩高い塗り方なんですが、まあそれなりの値打ちもあると思います。
サイド・バック材は印度ローズ、カーリー杢のバインディングは日本の栃の木です。えぅ?ポジションマークはこちら側かって? これでいいのです。

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2015/10/13

AC-5の進捗:張弦調整

塗装があがりました。今回、トップはシェラックですが、あとはニトロセルロースラッカーを吹きました。
ブリッジを付けてピン穴を加工して、糸巻を付けて、ナットとサドルをこしらえたので、いよいよ弦を張って調整する段階にきました。、
でもこのギター、左利き奏者仕様なので私には弾けないのがなんとも歯がゆいんです。

▼サイド/バックはご覧のインディアンローズですが、トップは大台ケ原産の35年もののスプルース(トウヒ)です。
PA131558.jpg

▼トップのスプルースはもともとは淡い褐色なんですが、シードラックというシェラックニスを塗るとこんな感じになりました。余談ですが、隣に吊ってあるのは、製作教室で取り組んでいるドイツ松とアフリカブラックウッドのテナーウクレレです。こちらは塗装を始めました。
PA131554.jpg
2015/09/18

AC5の進捗:塗装

久しぶりにアコギの製作記事です。塗装工程に入ってます。トップだけはシェラックニスで、あとはすべてニトロセルロースラッカーでというご希望です。写真は工房2Fの塗装ブース(一畳半ほど)内です。クリアラッカー吹き付けたばかりのギターを吊るしています。もちろん、クリアーを吹く前にエポキシ樹脂で導管を埋めて、さらにサンディングシーラを数回吹き付けて平滑サンディングしてあります。
なお、トップのシェラック塗装はほとんど終わっていて、ラッカーがかからないようにマスキングしています。
IMG_0612.jpg

<参考>
用具 : IWATAのスプレーガン、1馬力半の汎用圧縮機(100V)、SMCのエアーフィルター(水分+油分カット)
塗料メーカー : GenGen
2015/05/12

TE7とAC5の進捗:Back接着用のライニング

裏板をくっつけるときの糊しろとなるライニングを側板に接着します。この工程にも実にさまざまな方法があってお好みで種々選択できます。今回は当方標準の方法です。断面長方形のマホガニーに切れ目を入れて、その切れ目が見えるように貼ります。接着が乾いたら小刀でライニングの角を削って好きなように成形します(まさにこの写真)。なぜこれが標準なのか? 自分なりの理由があるのでそれでOKです。
削った後は軽くサンディングしてシェラックニスをたっぷり塗ります。美観もありますが、湿気侵入とホコリ付着の予防に寄与します。
P5120782.jpg

▼こんな感じで仕事してます。このヘビーデューティなバイス、本当に重宝してます。電気スタンドの前に刃物があります。
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2015/04/14

AC5(アコギ)の進捗:ブレイシング成形

ブレイシングを設置してひととおり成形(スキャロップといいます)しました。写真を撮るとき、ドイツ松のウクレレと、ホットスプルースのクラギを並べてみました。同じトウヒでも色も音も違います。ちなみにこのアコギは奈良県大台ケ原産のトウヒ(スプルース)です。
P4140047.jpg

▼振動解析結果 ・・ 0.4秒も振動しています。予想どおり、いままでの中で群を抜く長さです。ただ減衰カーブの形にまだ改善の余地があるので、もう少し力木を削ろうと思っています。
TOP完成.jpg

▼ネックは、これからカーボンロッド2本とトラスロッドを接着するところです。作業台上のレース編みみたいなのは「スベリ止め」です。たいへん重宝しています。百円です。
P4140042.jpg